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外壁塗装で喘息になるメカニズム

喘息の男性

外壁塗装で本当に喘息になりやすくなる?

外壁塗装は、家を紫外線や風雨から守るために施すものですから、その材料にはさまざまな溶剤が使われていて当然です。

 

昨今では、diyといって自分で外壁塗装をする人も増えてきました。

 

というのも、ホームセンターなどに行けば外壁塗装の一式すべてをすぐに入手することができ、しかも自分でやれば材料費だけで済むからです。

 

しかし、このように安価で手軽にできてしまうdiyでも、注意しなければならない点があります。

 

それが喘息になるかもしれない可能性、あるいはもともと喘息の要因を持っている方は、その症状を悪化させてしまう可能性があるということです。

 

外壁塗装に使用する溶剤には、もちろん建築基準法にのっとった規制対象の物質は排除されています。

 

たとえば、平成15年に改正されてできた規制対象が、クロルピリホスとホルムアルデヒドです。

 

このような物質は今では使われていることはないと思いますが、規制対象になっていない物質でも、喘息を引き起こす可能性がまったくないとはいえません。

 

そのため厚生労働省は、塗料を扱う従事者には、特殊健康診断、作業環境測定、そして発散源の対策、作業の主任者の選任を「義務づけて」います。

 

ということは、それほど注意を必要とする作業となる、ということにもなります。

 

このため、ご自分の体調にあまり自信がないという場合には、DIYよりは専門業者に依頼をしたほうが安全・安心だということになります。

 

喘息・気管支炎になるメカニズム

喘息や気管支炎になるメカニズムはこうです。

 

空気の通り道になる気道、つまり気管支などに炎症が起きることで空気の流れに支障が起きるというのが原因です。

 

つまり、気道に炎症が起きているために、ちょっとした刺激にも敏感に反応してしまい、ゼーゼーという気管支での喘鳴が起きたり、呼吸困難が発生したりします。

 

この状態は、気道で気流が制限されているということになっているため、肺に充分な酸素がいきわたらないということにもなります。

 

このため、軽い症状ならまだ命に別状はありませんが、重篤なものになると死に至るほど激しいものまであります。

 

喘息や気管支炎を長く患っている人の場合、炎症が起きたり、修復されたりの繰り返しとなっているため、気道の壁が通常よりも厚くなっています。

 

そのため、気流制限がもとに戻りにくく、気道が感じる敏感さも徐々に増していく一方というのが一般的です。

 

自然に治る人もいますが、薬による治療が必要な場合が多くあります。

 

ただ、治ったと思って途中で投薬をやめてしまったり、住環境に気を付けなくなったりするとまた再発するという状態になりやすいのも特徴です。

 

再発防止のためには、部屋の掃除をし住環境を清潔に整える、乾布摩擦や運動で鍛える、といった努力も必要です。

 

喘息・気管支炎の症状が悪化する?

これまで述べてきた内容から、もし、もともと喘息・気管支炎の症状がある方が、外壁塗装をDIYで施工するとなると、これは危惧すべき点が多くあることがわかります。

 

詳しく見てみると、外壁塗装の溶剤にはイソプロピルアルコールや1−ブタノール、メタノール、キシレンといったシンナー、つまり有機溶剤が含まれており、しかもそのにおいはかなり刺激のあるにおいとなっています。

 

刺激があるということは、通常の健康な人でも何らかの影響があるということですから、もともと喘息や気管支炎の症状がある方ならなおさら、避けねばならないものであることがお分かりになるかと思います。

 

もしも、これらの溶剤のにおいをずっと吸っていると、喘息や気管支炎の症状のほかにどのような症状が出るのでしょうか。

 

たとえば、吐き気、めまい、頭痛、生理不順、目・口・のど・鼻といった粘膜に刺激・不快感を感じる、などの症状が見られます。

 

また、長期にわたり溶剤のにおいを吸っていると、ノイローゼ、シックハウス症候群、呼吸困難、不妊症、アトピーの悪化といった症状になる可能性が出てきます。

 

塗料の種類によっては大丈夫なの?

diy外壁塗装強いにおいが原因でさまざまな症状が出てくる油性塗料ではなく、水性塗料であれば、大丈夫だという意見もあります。

 

しかしながら、それは外壁塗装の業者のいうことであって医師が言っていることではありません。

 

水性の塗料だからといって必ず安全であるということにはなりません。

 

というのは、「油性塗料に比較すれば」水性塗料のほうがまだにおいが少ない、というだけの話であり、無害であるということではありません。

 

紫外線や風雨に耐えるような塗料なのですから、水性塗料であったとしても何らかの溶剤は使っていなかければなりません。

 

ということは、多少にかかわらず人体への影響は否めないということになります。

 

もしも、喘息や気管支炎の症状が心配であれば、できるだけ溶剤のにおいを吸わないようにしてください。

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