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外壁塗装後にプツプツ気泡が出来た場合の対処法

ゆず肌失敗

下地処理の雑さ原因の1つ

外壁をよく見ると針でプツプツと刺したような小さな穴が開いていることがありますが、これは下地処理をきちんと行っていないことが、原因の1つだとされています。

 

特にALCと呼ばれる外壁では、元々軽石のように小さな気泡がたくさん入った素材が使われているため、塗装前には必ずしっかり下地処理をしておかなければいけません。

 

粘度の高い下塗材を刷り込みながら塗っていくことで穴を埋め、その上から塗装を行うと綺麗につるっとした塗装に仕上がります。

 

この工程を適当に行ったり、また手抜きで工程を飛ばして塗装を行うと、経年劣化でもないのに気泡が目立つ外壁になってしまうのです。

 

塗料の厚塗りと異物混入

通常外壁は2度〜3度、適量の塗料を重ね塗りして完成させます。

 

この時1度ずつきちんと乾燥させながら重ねて行かなければなりませんが、手抜き工事の場合べたっと1度厚塗りをして終わらせようとすることがあるそうです。

 

そうすると塗料に含まれたホコリや沈殿した顔料が乾燥と共に浮き上がってきて、やがて大きな穴になってしまうことがあります。

 

厚塗りをしてしまうと気泡を含んだ内側の塗料は乾きにくいですが、表面はどんどん乾燥していきます。

 

内側の気泡が外に出ようとすることで、乾燥した部分を壊してしまうため、そこには目出つ穴ができてしまうというわけです。

 

また塗装する際に使用する機会に油や水分が残っていると、それが塗料に交じって塗装されてしまい、やはり乾燥と同時に気泡に繋がってしまいます。

 

急速な塗料の乾燥

塗料の中には加熱して乾燥を促すものがあります。

 

しかしこの乾燥の作業に対して仕事を早く終わらせようと、塗料ごとに決められた温度以上で急激に過熱をすることで、乾燥後の気泡を生み出す原因になります。

 

気泡ができる理屈としては、塗料を厚塗りした時とほぼ同じです。

 

日曜大工が趣味で家具に自分で塗装をしたことのある方や、女性でネイルを自分で塗ったことがある方はわかると思います。

 

粘性のある塗料を厚塗りすると、表面から先に乾燥し、その後で気泡ができたりヨレができたりするものですよね。

 

外壁の塗料でも同じことが起こります。

 

急速に乾燥させることで表面ばかりが乾燥し、気泡が浮いてくるころには気泡が目立つようになってしまうのです。

 

外壁に合った塗り方も重要

外壁にもツルツルしたもの、凸凹は少ないけどザラザラとしたもの、凹凸が大きくボコボコとした質感のものと、たくさんの種類があります。

 

その中でも特に気泡に気を付けたいのが、凸凹が大きい外壁の塗装です。

 

スプレーで吹き付けて塗装する場合は、業者の技術がある程度あればムラなく綺麗に塗ることができます。

 

しかしローラーの場合は注意が必要です。ローラーには毛足の長いタイプと短いタイプがあります。

 

凹凸が大きい外壁に短い毛足のローラーを使ってしまうと厚塗りになる部分が生まれ、どうしても気泡ができてしまうものです。

 

手抜き工事ではここまでの事を考えていないことも多く、外壁の特徴を無視した塗装が行われていることも考えられます。

 

気泡があるとどうなるの?

多少気泡がある位いいんじゃないの?と思う方もいるかも知れませんが、やはり見た目が美しくないのでお金を出して工事する以上見逃せません。

 

それに気泡があってはいけない理由は、見た目だけの問題でもないのです。

 

外壁の中には強度を増すため、内側に金属を使用していたり、外壁を固定するためにボルトを使用していることがあります。

 

こういったものは他の金属と同様水に弱いのですが、気泡によって小さな穴が開くとそこから壁内部に水が浸入しやすくなってしまいます。

 

そうすると内側から外壁がダメになってしまい、補修する時余計にお金がかかるのも心配です。

 

業者にきちんと修繕してもらおう

基本的にきちんと塗装していれば気泡は発生しません。

 

しかし手抜き工事の為に重要なポイントを怠れば、プツプツと穴の開いた外壁になってしまいます。

 

これは明らかに工事をした業者のミスです。

 

浅い気泡の穴であれば削って塗り直すだけでなんとかなるものの、酷ければすべて塗装をはがして塗り直さす必要があります。

 

「経年劣化だ」とごまかされないためにも、気づいた時点ですぐに塗装してもらった業者に依頼して、塗り直してもらうようにしましょう。

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