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水系化された塗料は本当に地球環境に優しいのか|水性塗料の魅力2017/03/29

塗料

塗料は独特な臭いを発する危ない建材というイメージも強く、塗料=体に良くない材料というレッテルが張られてきました。

現在でも塗装工事を見かけると、実際は臭いを感じていないのに独特の臭いがしているような気がする方も少なくないのではないでしょうか。

 

昔は油性塗料が主流でしたが、現在は有害物質がなるべく含まれていない塗料に注目が集まるようになり、様々な研究を重ねて利用されることが多くなってきたのが、水系化された塗料いわゆる水性塗料です。

 

水性塗料は油性塗料に比べると、身体や環境に優しいイメージがあります。

しかし、水性塗料はどのような点から優秀な塗料なのかをご存じない方も多いと思います。

 

水系化された塗料は果たして本当に身体や地球環境に優しい塗料なのか、様々な点からわかりやすく解説いたします。

 

水性塗料の安全性

 

水性塗料の安全性が高い理由は、油性塗料のようなVOC(揮発性有害化合物)の添加が極端に少ないことです。

したがって、水性塗料は油性塗料より非常に安全な塗料であり、人体への影響は問題ないレベルといわれています。

 

しかし、水性塗料にVOC(揮発性有害化合物)が全く含まれていない訳ではありません。

水性塗料にもVOCは微量に含まれています。

敏感な方の中には、水性塗料に含まれている微量のVOCに反応してアレルギー反応を起こしてしまう方もいます。

 

しかし、水性塗料は油性塗料に比べると非常に身体に優しい塗料であることは間違いありません。

どれほど身体に優しく安全なのか、水性塗料と油性塗料のVOC飛散量を比較してみました。

 

塗料の種類 下塗り~上塗りまでの3回塗り工程でのVOC飛散量の合計目安
水性塗料 約16g/㎡
油性塗料 約340g/㎡

 

確かに水性塗料にもVOCは含まれていますが、油性塗料と比べるとほんの少しだということが分かります。

油性塗料は水性塗料と比べて20倍以上ものVOCを、空間に飛散していることになります。

油性塗料が、いかに多くの有害物質を飛散させているのかがわかります。

また、水性塗料はほんの少ししか有害物質を飛散させていないということも良くわかります。

 

水性塗料と油性塗料の有害性の比較

比較

VOC飛散量に明らかな違いがあることはわかりましたが、具体的に水性塗料がどのように身体や地球環境に優しい塗料なのか、あらゆる観点から油性塗料と比較してみました。

 

うすめ液の種類(希釈剤の種類)

 

塗料の種類 希釈剤の種類
水性塗料
油性塗料 シンナーなどの溶剤

 

油性塗料はシンナーなどの有機溶剤を使って希釈するので、希釈するたびにシンナーの量が増え、より有害な塗料になっていくことが理解できます。

水性塗料の場合は水で希釈を行うので、希釈するほど環境に優しい塗料になります。

 

臭い

 

塗料の種類 臭い
水性塗料 ほぼ無し
油性塗料 塗料独特の臭気がキツイ

 

水性塗料は水で希釈するので嫌な臭いがほぼないのに対し、油性塗料はシンナーなどの溶剤で希釈するので独特のキツイ臭いを発してしまいます。

昔ながらの塗装工事での独特な臭いは、油性塗料に含まれるシンナーの臭いです。

水性塗料はシンナーがほぼ含まれていないので、油性塗料のような独得の臭いは発しません。

塗料ですので塗料独特の香りはしますが、それは材料の臭いですので全く問題のないものです。

 

乾燥時間

 

塗料の種類 乾燥時間
水性塗料 30分~1時間程度の短い時間で硬化
油性塗料 2~4時間ほどの長い時間をかけて硬化

 

水性塗料はすぐに乾いて硬化するので、乾燥の際に有害物質を発する時間も短く済みます。

油性塗料は油分が多い分、乾燥に時間がかかるため、乾燥時間が長くなることで長く有害物質を発してしまいます。

ただでさえ臭いが酷いのに乾燥に時間がかかってしまうので、油性塗料は身体や環境に優しい塗料とはいえません。

乾燥時間が短く余計な臭いを発しない、水性塗料の方が環境に優しいということになります。

 

屋内での使用

 

塗料の種類 屋内での使用
水性塗料 有機溶剤が少なく乾燥時間も早いので、室内での塗装工事に使っても全く問題ありません
油性塗料 室内で使うと気化した有機溶剤が充満し、シンナー中毒となってしまうことがあるので不向きです

 

油性塗料は有害物質を多く発するため、室内での使用はオススメできません。

室内での1人作業で具合悪くなり倒れてしまったという話もあるほどです。

水性塗料は臭気が少なく有害物質の量も少ないので、狭い室内での塗装工事も窓さえ開けておけば何の問題もありません。 

 

保管

 

塗料の種類 保管
水性塗料 有機溶剤が少ないので危険物に該当せず、保管に注意等はありません
油性塗料 有機溶剤が多く含まれているので、危険物としての特別な管理が必要になります

 

油性塗料は有機溶剤成分を多く含むため、管理が非常に難しい塗料です。

夏場など暑い空間に置きっぱなしにするとで爆発してしまうこともあります。

 

化学分析検査で合格する水性塗料のすばらしさ

 

官公庁の建築工事の際には、建物の中でのホルムアルデヒドを含む揮発性有機化合物の放散速度を測定する試験を行います。

多少はVOCが含まれている水性塗料ですが、官公庁の建築工事におけるこのような公的試験でも規定値以内を出し合格します。

水性塗料は、公的試験でも合格が出る、身体にも環境にも優しい安心して使うことができる塗料です。

 

妊婦さんが居る空間で塗装工事を行うのは控えよう

妊婦

水性塗料は身体や地球環境に優しい塗料ですが、微量ですがVOCは含まれています。

微量なVOCは一般の元気な方には全く問題のない量ですが、妊婦さんの場合は気を付けなければなりません。

ほんの少しの量のVOCなので、ほぼ大丈夫といえる程ではありますが、胎児のことを考えると万が一のためにも妊婦さんが居る空間では塗装工事は控えるようにしましょう。

妊婦さんが居る空間でもし塗装工事をする場合には、有機溶剤の使用をとことんゼロに近づけている塗料もありますので、そのような塗料を選ぶことをオススメします。

 

水性塗料は耐候性に乏しいのが難点

 

水性塗料の身体や地球への優しさは分かりましたが、1つ難点があります。

それは、油性塗料に比べると耐候性に乏しいことです。

屋外の外壁での使用では激しい外的刺激を受けてしまいますので、水性塗料を選ぶ際は普及品よりワンランクアップしたものにすることをオススメします。

耐候性は乏しいですが、水性塗料はそれ以上の優しさのある塗料です。

 

外壁に使うことができる水性塗料には、次のような商品があります。

 

メーカー 商品 樹脂
SK化研 水性セラミシリコン セラミックシリコン樹脂
SK化研 水性セラタイトF 水性フッ素樹脂
関西ペイント アクアシリコンACⅡ シリコン樹脂
関西ペイント アレスアクアレタン ウレタン樹脂
関西ペイント コスモレタン ウレタン樹脂
日本ペイント 水性シリコンセラ シリコン樹脂

 

これらの3つのメーカーの塗料は研究に研究を重ねて作られた水性塗料ですので、安心して使うことができます。

 

水性塗料は身体や環境への影響が少ない塗料

 

このように、様々な観点から見てみても、水性塗料は素晴らしい塗料ということが理解されたと思います。

環境に悪い影響を与えずに済みますので、現代に合った塗料といえます。

塗装工事を行う際にぜひ水性塗料を使用して快適な塗装にしましょう。

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