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塗料が原因の欠陥の種類と対策のポイント2017/03/22

塗装

塗装は、塗料の特性を正確に把握して塗装を行うことにより、塗料が持つ美観と保護効果を適切に発揮させることができます。

塗装工事は湿式工法ですので、様々な条件が適切に揃わないと塗膜に欠陥が発生してしまうことがあります。

 

塗料による欠陥を塗膜に与えない為には、その対策を事前に把握することが必要です。

 

塗料の不適切な保管による欠陥

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塗料の保管が不適切であることにより、塗料の状態に問題が発生して起きてしまう欠陥です。

主に、次のような現象が発生してしまいます。

 

皮張り、造膜ができる

症状:塗料表面に、薄膜ができてしまう現象です。

原因:塗料保管時の密封状態が良くなく、空気が入り込んでしまったことで、塗料表面が空気に触れて固体となってしまったことによります。空気と接触する面積が広いほど発生し、また、塗料の粘度が高いほど起きやすい現象です。

対策:開封した塗料を保管することで発生してしまう欠陥ですので、一度開封した塗料は保管せずに廃棄したいところです。

どうしても保管したい場合は、空気に触れないように塗料表面をサランラップやポリフィルムなどで覆うことで防止することができます。

 

ゲル化してしまう

症状:塗料がドロドロの、粘土が高すぎる状態となってしまう現象です。

原因:増膜や皮張りが進む事で塗料の粘度が高くなり、流動性を失ったゼリー状の塗料となってしまいます。また、貯蔵温度が高い場合も顔料と展色剤が反応してしまうことで塗料濃度が増してしまいます。

対策:もともと粘度が高い塗料に起きる傾向があるので、長期保管になる場合は希釈をして粘度を抑えて保管することで発生しにくくすることが出来ます。また、保管場所を涼しい場所にすることで、粘度が高くなってしまうことを抑えることができます。

 

分離、沈降が発生する

症状:塗料の中の重たい成分のみが底に沈殿してしまう現象です。

原因:塗料の中の顔料と展色剤(ビヒクル)が長期保管により分離してしまい、重たい成分のみが底に沈殿してしまいます。

対策:軽度な沈降の場合は、撹拌させれば使用できます。重度な沈降の場合は撹拌をしてもすぐに分離してしまうので使用できません。分離や沈降を起こさないためには、1年間以上の保管は避けることが大切です。

 

塗装時に発生してしまう欠陥

 塗装 

塗装時に発生してしまう塗料が原因の欠陥は、液体である塗料が塗装によって固体になるという工程で発生する欠陥です。

液体から固体への変化は非常にダイナミックな変化であるため、施工時の環境の条件や技量が伴わないと欠陥が発生してしまいます。

主に、次のような現象が発生してしまいます。

 

たれ、たるみが発生する

症状:塗膜に垂れたような跡ができてしまう現象です。

原因:厚塗りをすると起こりやすい現象であり、塗料が垂れて不均等な凹凸ができてしまいます。

対策:1度の塗布量が多過ぎないように適切な量で塗布し、薄く均一に塗布することで垂れを防止できます。また、垂れやすい性質の塗料の場合は、専用の添加剤を混ぜることで垂れを防げます。風が強い日も垂れが発生しやすい傾向にあるので、強い風が吹いている時の作業は避けるようにすると良いでしょう。

 

刷毛目、ロール目ができる

症状:塗料を塗布した時に、刷毛やローラーの跡ができてしまう現象です。

原因:塗料の粘度が高い場合や、塗料の塗布量が多かったり、刷毛やローラーの扱いが適切でないと発生してしまいます。

対策:粘度の高い塗料を扱う際は、目の細かい刷毛や薄手のローラーを使用することで刷毛目の発生を防ぐことができます。また、粘度の高い塗料が必要な場合は、刷毛目が出にくい合成樹脂塗料を使用することで刷毛目やロール目の発生を避けることができます。

 

ひび割れが発生する

症状:塗膜にひび割れが発生してしまう現象です。

原因:塗料が乾燥するの際の収縮に問題があり、ひび割れが生じてしまいます。

対策:厚塗りした塗料の表面のみが乾燥してしまうことが主な原因であるので、厚塗りはしないようにしましょう。また、前工程の塗装の乾燥が十分ではない場合も発生してしまいますので、しっかり乾燥したのを確認した後に、次の塗装工程を行うことで避けることができます。塗り材と上塗り材の相性が悪い場合も発生してしまいますので、上塗り材に合った下塗り材を選択することが大切です。

 

へこみ、はじきができる

症状:塗膜に穴が開いたようなへこみができてしまう現象です。

原因:塗膜が硬化する前に、何からの不純物により一部の塗膜が撥ね退けられることで、穴やへこみができてしまいます。

対策:塗装面に水分があると発生してしまうので、塗装面の水分を取り除いてから塗装工事をしましょう。また、厚塗りをすることでも塗料が多すぎて硬化の際にへこみを作ってしまいますので、厚塗りはしないようにします。

 

ピンホールやあわが発生する

症状:塗膜に、プツプツと点や泡のような物が発生してしまう現象です。

原因:硬化の際に、水分や空気の流れがスムーズにいかないことで発生してしまいます。

対策:厚塗りをしたり温度が高いと水分や空気の流れが上手くいかないので、薄く均一に塗布し高温時には施工を行わないことが大切です。

 

しわやよじれができる

症状:塗膜に、しわやよじれなどの凹凸ができてしまう現象です。

原因:厚塗りで正常な硬化ができないことで発生したり、前工程の塗装が硬化しないうちに次の塗装を行うことで発生してしまいます。

対策:厚塗りを避け、薄く均等に塗布を行うことが重要です。また、前工程の塗装が完全に硬化したのを確認してから、次の塗装を行うことで避けることができます。湿度が著しく高い時の塗装工事を避けることも重要です。油性塗料に発生しやすい現象ですので、油性塗料を使用する際は特に扱いに気を付けましょう。

 

白化、ブラッシングが起きる

症状:塗膜が白っぽくなって、ツヤがない状態となってしまう現象です。

原因:温度や湿度の条件が伴わないことにより、塗膜硬化の際に水分が加わって発生してしまいます。

対策:高温多湿の時には施工を行わないことが鉄則であり、結露が発生している時には塗装をしないようにします。

 

つやびけが発生する

症状:塗膜に全くツヤが出ず、光沢のない塗膜となってしまう現象です。

原因:塗料を規定以上に希釈しすぎたり、相性の良くない異種塗料を混ぜ合わせた際に発生してしまいます。

対策:塗料の希釈しすぎに気を付け、異種塗料を混ぜないようにし、塗料メーカーが推奨している通りの使い方で塗料を使用するようにする。

 

色むら、色わけができる

症状:塗料の成分が硬化時に分離してしまい、しま模様や斑点ができてしまう現象です。

原因:塗料の撹拌不足や希釈しすぎることで顔料や樹脂が分離してしまい、色合いにムラが発生してしまいます。

対策:適正な希釈率を守り、厚塗りをせずに均一な塗布をすることが大切です。

 

塗料が乾燥しない

症状:ある一定の時間が経過すると硬化するはずの塗料が、一定の時間を過ぎても硬化せず、ベタベタした状態の塗膜となってしまう現象です。

原因:湿度が高く気温が低い時に塗装を行うと、一定の時間が経っても塗料が硬化せず、ベタベタした状態となってしまうことがあります。

対策:湿度が高く気温が低い時の作業を避けることで防ぐことができます。

 

塗膜形成後に発生する欠陥

 

塗料は一度硬化して塗膜が形成されたら欠陥は起こらないように思えますが、塗膜形成後にも塗料が原因の欠陥が発生してしまうことがあります。

主に、次のような現象が発生してしまいます。

 

目やせができる

症状:木部などにパテを塗った上に塗装をした場合、パテまわりに凹凸のある塗膜ができてしまう現象です。

原因:パテと塗料の間に凹凸ができることで凹凸のある塗膜になってしまいます。

対策:パテ部分をより平らにすることで塗膜の凹凸ができにくくなるので、2度3度と念入りにパテ処理や研磨紙刷りを行うことが大切です。しかし、パテと塗料の樹脂の相性は100%ではないので、より確実に対策するためには塗料に顔料や充填剤を混ぜ合わせて目やせしにくい塗膜とすることです。

 

このように塗料の扱いが不適切だと塗膜に欠陥を発生させてしまいます。

塗料の扱いさえ適切であれば避けることができる欠陥ですので、塗料の知識が深い業者に塗装工事をお願いすることがとても大切であるということがよくわかると思います。

特に屋外の塗装は塗膜の質が塗料の扱い方に左右されやすいので、塗料に対する知識が非常に重要です。

欠陥のない理想的な塗装工事をしてもらうためには、深い塗装の知識を持っている地元の業者に施工をお願いするのが近道だと言えるでしょう。

「外壁塗装の達人」は、外壁塗装に関する相談を承る無料のサービス機関です。
中立的な立場でご回答させていただいております。

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