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遮熱ガラスコーティングの特徴とは?

窓からの日差しが暑くてなんとかしたい。一般的によく知られているのは「遮熱フィルム」ではないでしょうか。

 

現在遮熱ガラスコーティングという、窓ガラスの内側から透明なコーティングを施すことにより、太陽光を反射して遮熱効果をもたらす方法が普及し始めています。

 

遮熱ガラスコーティングにお詳しい、株式会社エコワークの営業部課長 二川 知憲様に詳しくお聞きしました。

 

遮熱ガラスコーティングとは?

ナノガラスコートガラスの内側に透明な塗料をコーティングする方法になります。

 

夏場西日などで冷房が効かなくなるお部屋や、直接日差しが強いお部屋の窓に塗って頂くと、太陽光を反射させる事で、室内温度を上げにくくするという商品です。

 

形状は、透明な遮熱フィルムを液状にしたものを、通常塗装するローラーなどで、お部屋の内側から塗布していくものになります。

 

一般的に遮熱対策と言えば、フィルムを貼る事を思い描く方が多いのですが、この遮熱用ガラスコーティングがフィルムに勝っている点を幾つかご紹介させて頂きたいと思います。

 

遮熱ガラスコーティングの3つのメリット 

1・フィルムよりも堅いので傷が付きにくい。

 

2・大きいガラスの場合、フィルムだと繋ぎ目がどうしても出ますが、塗料なので繋ぎ目が出ない。

 

3・10年以上もつ(フィルムは5年から長くて7年)

 

3つ目の「もつ」というメリットですが、遮熱フィルムに関してはフィルム自体の劣化もそうですが、フィルムとガラスの間に入る接着剤の方が早く傷んでしまい、白ぼやけしたり、曇ってきたりと、3年から5年で多少変色を始めます。

 

ですが遮熱用ガラスコーティングは10年以上は変色しないというメリットがあります。

 ※弊社エコワークでは取り扱っている商品は、カイテキケミカル株式会社さんのナノガラスコートと、オキツモ株式会社さんのガラス用クリアコーティング剤 GLC-1というものになります。

 

遮熱ガラスコーティングの2つのデメリット 

次にご紹介したいのは、遮熱用ガラスコーティングのデメリットになります。

1・塗料に多少色が付いている(真透明ではない)

 

2・光を多少屈折させてしまう。

 

色が付いているという点と、光を屈折させてしまうデメリットの両方を例えると、「車のガラス」を想像して頂ければわかりやすいと思います。

 

「可視光透過率」という数値は、どれだけ透明かという事を表す数値なんですが、普通のガラスですと可視光透過率は90%〜95%です。

 

これが遮熱用ガラスコーティングを塗布したガラスでは、70%〜80%に落ちてしまいます。

 

車のガラスをぼやけているとお感じになるかは感覚の問題になってきますが、数値で表すとこの様な数字になります。

 

価格・費用は?

1万円/㎡位です。

 

この価格は「作業代」と「塗料代」込みの費用になりますので、この他に費用はかかりません。

 

人が出入りする窓(掃出窓)が一枚1.8m✕0.9m=約1.62㎡ですので、16200円です。2枚ですと32400円となります。

 

ご依頼頂くお家によって、窓の数、面積も様々ですし、お家の窓全部に遮熱用ガラスコーティングを施さず、お家の方角によっても「西日が強いこの部屋だけ」という施工になりますので、お家によってかかる費用は様々です。

 

弊社エコワークに来て頂ければコーティングしてあるガラスを触って頂く事も出来ます。

 

更に、ランプで熱を作り出して、普通のガラスと、遮熱用ガラスコーティングが塗布してあるガラスの温度を体感もして頂けます。

 

結局塗るとどうなるの?

遮熱ガラスコーティングイメージとしては、窓際にいると「ジリジリとした暑さ」を感じる時があると思いますが、この「ジリジリ」が柔らかくなる感覚です。

 

塗装して頂いたお客様からは、「日差しが柔らかくなった」とおっしゃって頂けます。

 

これは注意点になるのですが、この遮熱用ガラスコーティングというのは、「塗ったら涼しくなる塗料」というわけではありません。

 

入ってくる日差しの量を減らすものですので、暑さは感じると思います。

 

ですが、窓際で35℃の暑さを感じるのか、32℃で感じるのかという違いになります。

 

ですので、今まで冷房を入れても窓際は暑かったお家でも、その部分での効きが良くなるという効果になります。

 

たまにお客様で、これを塗ると涼しくなると思っていらっしゃる方がいらっしゃるので、この点は必ずお伝えしています。

 

冷房の設定温度も今までは25℃24℃で設定しなければ涼しくならなかったのが、26℃27℃でも満遍なく涼しくなったとういうお客様もいらっしゃいます。

 

施工に関して

遮熱用ガラスコーティングはガラスの内側に塗りますので、足場等は必要ありません。

 

しかし、店舗等によっては、高さ3mの窓などの場合は脚立を立てて作業します。

 

遮熱用ガラスコーティングについてお客様からよく頂く質問は3つですので、それぞれ解説させて頂きたいと思います。

 

1・施工中又は施工後の臭い

2・作業時間(塗装後どれ程の期間でガラスを触ってよいか?)

3・実際にどれ位色がついたり、光が歪むのか?

 

臭いに関しては、苦手な方と、苦手じゃない方で分かれますので、一概には言えませんが、やっぱり有機溶剤を使用していますのでシンナー系の臭いはしてしまいます。

 

作業中はどうしても養生してある関係で窓は開けられませんが、完工後窓を開けて換気して頂ければ約1日で臭いはなくなります。

 

この臭いが苦手な方は、別の場所にいていただく必要が出てきますが、ホルムアルデヒドや有害物質があるわけではありませんのでこの点はご安心頂ければと思います。

 

作業時間はほとんどが前処理という作業の時間になります。

 

一日1人で作業して窓の面積にして最大20㎡塗れます。

 

大体一軒家であれば1日〜2日あれば完了します。

 

夏場ですと、表面が乾いて触れる様になるまでの時間が、塗装後30分です。

 

冬場であれば1時間ほどです。

 

ただ、乾燥までの時間は早いのですが、完全に「硬化」するまでには一週間程かかります。

 

この一週間の間触ってはいけない訳ではなく、物をぶつけたり、擦ったりすると傷がついてしまうので、拭き掃除とかはしないで頂きたいという事です。

 

窓を遮熱する別の方法と比べてみる

例えば、2重サッシは「断熱性能」がある商品なんですが、内側にもう一つサッシを設置する事によって、内側から外に逃げる熱を閉じ込めるという性能がありますので、冬場に効果を発揮する商品です。

 

Low-Eペアガラスというガラスは、アルゴンガスを注入している複層ガラスと呼ばれているガラスでこちらも断熱効果があります。

 

これらと比べても遮熱用ガラスコーティングは低価格で施工する事が出来る事がメリットです。

 

あとは、まだまだこの遮熱用ガラスコーティングという商品も普及していませんので、どうしても皆さん窓を遮熱するとなると「フィルム」というイメージが強いみたいですが、低価格か?といえば意外と高額です。(どこまで遮熱性能を求るかという部分になると思いますが・・・)

 

ホームセンターにも「遮熱フィルム」は売っていますし、お客様にも「窓の遮熱だったらホームセンターにも売ってるよ」と言われるんですが、こういった商品とは性能が全く違いますという事はお話させて頂いています。

 

まとめ

外壁塗装や屋根塗装で遮熱効果を狙うのもひとつですが、窓からの太陽光は外壁塗装では対策出来ません。

 

コストを抑えて、フィルムよりも長くもつ、遮熱ガラスコーティングは今後も普及を続けていきます。

 

遮熱ガラスコーティングを取り扱う施工店もまだまだ少ないですが、専門業者に一度お話を聞いてみる事をおすすめします。

 

株式会社エコワーク 営業部課長 二川 知憲

 

外壁塗装の達人遮熱ガラスコーティングは窓の遮熱対策を、比較的低コストで高いコストパフォーマンスを出す方法という事がわかりました。まだまだ施工できる業者さんが少ないという事も注意点のひとつです。「外壁塗装の達人」では、無料で複数の優良塗装店からご提案を受けることが出来ます。ご自宅近くの複数の「外壁塗装の達人」を比較してみましょう!

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