財形住宅貯蓄を利用して外壁塗装を行う3つの方法! - 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!! 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!!
戸建て住宅などを所有していると、頭を悩ませるのがなんといっても定期的なメンテナンスです。
もっとも重要といえるのが、外壁塗装ではないでしょうか。
外壁の塗装は、前の塗装から数えて10年の経過で劣化が顕著になってくるといわれます。
もちろん、前の塗装の際に使った材料の種類や質にもよりますが、たいていは外壁の塗装といえば10年単位で塗り替えていくのが一般的です。
とはいえ、家全体の壁の塗装に加え、屋根の塗装も同時に依頼することが多いので、その費用もかなりの額になります。
外壁塗装は、家の質を落とさないためにも忘れずに行いたい大切なメンテナンスの一つですが、その費用は家計にも負担となりがちです。
実は、要件を満たしていれば、外壁塗装の工事費を「住宅財形貯蓄」を利用して支払うことができるのです。
というのも、独立行政法人「勤労者退職金共済機構」の勤労者財産形成事業本部が定めるところによれば、外壁塗装の工事費の支払いを、財形住宅貯蓄を利用して支払うことが可能となります。
外壁塗装の費用の支払いをしたい場合、「住宅財形貯蓄」を利用して支払うにはどうすればよいのでしょうか。
これには実は、あらかじめチェックしておきたい「条件」があります。
というのは、外壁塗装などのリフォームを行う住宅、そして、その払い出し方法について、法令等で定められた「要件」を満たしていることが、払い出し可能となる条件となるのです。
それは、「財形住宅貯蓄」を「非課税で」適格に払い出すためには必要な要件となりますが、非課税扱いで払い出すためにやはり必要とされるものです。
万が一、適格な払い出しの要件が満たされない場合には、財形住宅貯蓄の「要件外払い出しによる解約」という状態になります。
これはどういうことかというと、利子等に関しては課税されることになっているのです。
そして、それに付随して、5年間をさかのぼり、その間、非課税にて支払われた利子等については、「課税扱い」となるのです。
このような条件がありますので、必要な条件をしっかり調べてから着手したいものです。
まずは、「増改築工事」の費用についてです。
増改築工事の費用支払いは、財形住宅貯蓄の払出し対象になりえるかどうか?という質問についての回答です。
「増改築工事」は、基本的には財形住宅貯蓄の払出し対象となりえます。
しかしながら、利子の非課税の適用を受けようとするためには、費用が75万円以上、住宅の面積が50㎡以上など、といった条件をまず満たす必要が出てきます。
その他、大規模修繕、模様替え、ゆかや壁の修繕、耐震工事、バリアフリー化工事、省エネ対策に関する工事についてですが、これらも条件を満たしている工事の内容であれば、財形の払出しの対象となりえます。
ただし、詳細事項については、取扱いの機関などにお尋ねになるのがもっとも確実ですので、ご自分でしっかりと正しい情報をキャッチして、着手するようにしたいものです。
以上のように、財形住宅貯蓄で外壁塗装工事の代金を支払いたいとなると、事前に自分で様々な点について調べなければなりません。
実際に財形住宅貯蓄を使って外壁塗装の工事代金を支払った方の事例ですと、手続きに関して思いのほか、時間がかかったというのが正直なところのようです。
事例の当事者が手続きは簡単だと誤った認識を持っていたことも原因としてあるのですが、手続きには予定外に時間がかかると思っていたほうが無難でしょう。
ほかには、「外壁塗装の工事契約をした業者が、一級建築事務所ではなく、そのために財形住宅貯蓄からの支払い手続きができなかった」という報告もあります。
また、リフォーム業者、ことに住宅の塗装専門業者では、一級建築事務所ではない会社の方がそもそも多いです。
調べてみれば、財形住宅貯蓄を使った支払いをするための書類申請代行を請負う業者も存在しますが、手数料などの費用が高額に設定されていることもあり、全体でいくらかかるのかをあらかじめ調査をしておく必要が出てきます。
財形住宅貯蓄を利用することで、ほかにどんなことができるのでしょうか。
住宅の節電につながるようなリフォーム工事にも、払い出しが適用されることがあります。
節電につながるというと、省エネ対策に関わるリフォーム工事になりますが、外壁塗装も立派な節電・省エネ対策に関わる工事に分類されますので、財形住宅貯蓄の払い出しが可能となる場合があるのです。
外壁塗装は、費用もかなり高く、家計を圧迫しやすいものではありますが、定期的にメンテナンスをしていくことで、家の中の温度や湿度への外気からの影響が少なくなります。
結果的に、それほどエアコンの温度を上げたり下げたりしなくても、快適な状況のなかで毎日を送れるということになります。
面倒なように見える財形住宅貯蓄を使った支払い方法ですが、ゆっくりじっくり調べてみることで意外に「使える」ことがわかったりするかもしれません。
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