外壁塗装は固定資産維持費?修繕費? - 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!! 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!!
「固定資産維持費」は、修理をすることによって、家屋など固定資産の価値を高めるために使う費用のことを指します。
例えば耐震補強の工事をすると、地震が多い日本では重宝されるためその家の価値は上がりますよね。
家の中に手すりをつければ、体が不自由な方や老齢の方が住む時にも喜ばれます。
今あるものをより良いものへと変えていく場合に、固定資産維持費にあてはめることが多いです。
逆に修繕費は長い時間を経てはがれてしまった塗装の塗り直しのように、現状を回復するために行う修理の場合に使われます。
20万円未満の少額の修理であったり、壊れた家電を直して使えるようにする、これも修繕費として考えてもいいものです。
普通に考えれば経年劣化で修理が必要になるパターンが多い外壁塗装は、修繕費に当てはまるような気もします。
しかし一定の条件下では固定資産維持費に分類されることもあるのです。
例えば今のままでも特に問題ないけれど、色を変えるために塗り替えたい、錆びが付きにくいような加工をしたい、このように「壊れたから直す」「劣化したから直す」以外の工事は修繕費にすることができません。
最初のものよりも塗装の質をあげるなど、自分の都合でより良いものに変更して行く時には固定資産維持費としての計上になります。
また色を塗り直すだけではなく、外壁に自分でデザインした絵を描きたい!なんていう場合も固定資産維持費に分類されます。
外壁は雨や風にさらされ、どれだけ綺麗に保ったとしても気づけばはがれたり錆びついたりしてしまうものですよね。
時間が経ったことによって出て来た不具合を直す場合は修繕費に分類されます。
壊れてしまった物、汚れてしまった物を元の状態に回復する時には修繕費、と考えておけばいいでしょう。
また壁の一部だけを塗り直す時など、20万円未満の少額の修理の場合も修繕費として考えられます。
ただこの時に塗料の質を元より良いものにしたり、一部にタイルを貼ったりすると修理ではなくグレードアップとみなされ修繕費として計上できなくなることもありますから要注意です。
意外と細かく決まっている固定資産維持費と修繕費。建物を建ててからの時間によっても、原状回復と呼べるのかどうか微妙な部分もあります。
そんな時に基本としたいのが、外壁塗装を塗り直すことによって、元よりも価値が上がるかどうか?という点です。
原状回復はあくまでも最初の状態に戻す、今の状態を維持するというのが目的なので、修理をしたからといって特別に価値が高くなるわけではありません。
しかし耐用年数の長い塗装に変えれば外壁の耐久性も増しますし、その分価値も上がります。
最初に使っていた塗料の耐久年数と、新しく塗り直す塗料の耐久年数を比べてみるのも見分けるいいポイントです。
外壁だけ塗り直すんじゃなくて、他にもまとめて修理がしたい。
でも、そんな時はどっちに分類されるの?建物を直す時には、色々と気になることが出てくるものです。
まとめて他の部分も修理をする時には、それぞれの場所でしっかりと分けて計算をしてもらうようにしてください。
一番大きな修理が固定資産維持費にあたるから、他のものも一緒でいいよね、そんな考えは絶対NGです。
ちゃんとした業者であればきちんと区別して明細を作ってくれます。せっかく修繕費にできるものはきちんと修繕費として計上するよう、気を付けましょう。
固定資産維持費と修繕費、細かくルールがあるため中々自分で見分けるのも難しいものです。
しかし修繕費にできないものを修繕費として計上してしまうと、本来払わなければいけない税金の額よりも少額になってしまうため、後から追徴課税を払う事態になってしまうこともあります。
お金のことですから、ちょっとした間違いから大きなトラブルに発展することだって考えられます。
今回の修理はどちらに当てはまるのか?しっかり調べて後々困ったことにならないようにしてくださいね。
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