珪藻土で外壁塗装をするメリットとデメリット - 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!! 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!!
現在健康的な住まいを目指し、珪藻土を使った壁が人気を集めています。
では、この「珪藻土」が、住宅においてどんな役割を果たしてくれるというのでしょうか。
珪藻土の特徴の代表的なものとは、直径が2ナノメートル〜50ナノメートルという細かい孔が無数にあるということです。
この無数にある穴が機能して、自動的に吸湿したり、あるいは逆に、放湿してくれるのです。
つまり、しめった日には珪藻土が湿気を吸いとり、乾燥してくれば、珪藻土のなかにためていた湿気を放出してくれるというのです。
この機能は、珪藻土が家の壁に塗られている限り、半永久的に自動的に行ってくれるのです。
これは、梅雨や夏の湿気、そして冬の乾燥が気になる日本の住宅においては、非常に助かる機能といえます。
つまり「自動的に動いてくれる加湿器」であり、また逆に、「エアコンのドライ機能」も備えているともいえます。
この珪藻土の自然の調湿作用により、温度までをも調節してくれるため、結露や湿害が防止されやすいという効果が期待できるのです。
また、この調湿作用は漆喰を凌ぐ能力があるとも言われます。
結露や湿害は、家を傷めるもっとも顕著なものですから、それを珪藻土が24時間常時自動的に行ってくれるというのは、家のもちも全く違ってくるということにもなるでしょう。
さて、この珪藻土を外壁に使うことのメリットを考えて見ましょう。
珪藻土のメリットは様々ですが、まず「二酸化炭素を吸収してくれる」ことがあげられます。
また、これは外壁でのメリットではありませんが、二酸化炭素のみならず、シックハウス症候群の原因ともなる有害な物質を吸着するので、室内を快適な状態に保ってくれます。
自然の材料なので万が一の火災の際にも、有害ガスを発生させずに済みますし、何より珪藻土自体、不燃物で防火性の高い物質なので、火災にも強い家になります。
たとえば、お隣が火災になってもその二次的な被害を極力減じてくれます。
さらには、悪臭も吸着させることができますから、不快なニオイをとってくれます。
さて、遮音性に関してはどうなのでしょうか。
珪藻土の外壁は、防音効果・遮音効果に優れているので、交通量の多い道路際といった立地でも、通常の塗装よりも家の中は静かさを保つことが可能になります。
また、音楽が趣味のご家族がいらっしゃる場合には、隣近所への音の漏れを防ぐことができ、外に漏れる音も軽減する効果があります。
実際に珪藻土で外壁塗装をした方の口コミから、以下のようなメリットもあるようです。
・カビが生えにくくなった
・エアコンをかけすぎないで済むので真冬・真夏でも光熱費が低く抑えられる
・窓の結露がなくなった
・新居ならではのツンとしたニオイがない
・料理のニオイやペットのニオイがあまりしない
・楽器の音響がよくなった
・ゴキブリや蚊をあまり見なくなった
・タバコヤニがつきにくい
・空気清浄機が不要
・家の中の空気が綺麗だと感じる
・梅雨や真夏の湿気が感じにくくサラッとしている
御自身の住宅の悩みが、珪藻土の内装塗装、外壁塗装でいくらか軽減出来ればよいですよね。
外壁を珪藻土にすると、ほかにどんなメリットがあるのでしょうか。
今度は健康状態から見ていきましょう。
たとえば、肩こりがしにくくなった、鼻づまりが解消、熟睡できるようになった、風邪をひきにくい、口内炎になりにくくなった、目の充血になりやすいのだが帰宅すると治る、などの効果も感じている様です。
内装の壁剤としてここ何十年も前から定着している材料の為、外壁に珪藻土を使うというのは、あまり馴染みがないかもしれません。
しかし、外壁塗装にも使用でき、そのメリットは前述のように色々あります。
では、珪藻土を外壁に使うことのデメリットはないのでしょうか。
その最たるものとしては、衝撃に弱いという点です。
というのも、硬いものをぶつけると、すぐに破損してしまいます。
無数の細かな孔がある珪藻土を外壁として塗っているわけですから、衝撃があるとすぐに壊れてしまうというのも、無理からぬ話ではあります。
ただ、珪藻土は他の壁土の材料と混ぜ合わせることもできます。
そのため、さまざまなデザインや色にも仕上げられますので、人気が出てきたというわけなのです。
デメリットといえば、上述のように破損しやすい、ということくらいですから、その点は他の材料を混ぜ合わせることで強度を増す、というような工夫でデメリットを少なくすることも可能です。
そのあたりは、珪藻土のことをよく知っている業者さんを選んで、よく相談してから決定することが大事です。
珪藻土には、メリット、デメリットがありますが、メリットのほうがより多い材料です。
家族の健康や安全を守るための大事な家作りですから、説明をしっかりと聞き、わからないところはとことん質問して、納得した上で決めていくとよいでしょう。
なお、価格的には従来の人工的な材料よりも割高になりますので、価格設定や工事代金などよく分からない点は必ず確認し、書面で残しておくことが大事です。
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