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汚れにくい外壁を作ろう!!塗料の選び方とメンテナンス方法

住宅

外壁は、様々な外的刺激により影響を与えられる部位です。

どうしても汚れにくい環境にある外壁ですが、塗料によっては汚れにくい外壁にする事も可能です。

 

どのような外壁塗装が汚れにくい外壁を作るのか、ご紹介致します。

 

汚れが目立たない外壁塗装の2つのポイント

汚れにくい外壁にする為には、主にこれらの2つの外壁塗装にわかれます。

 

汚れが目立たない外壁塗装の色を採用する

外壁の汚れが目立たない住宅
参照元:http://xn--rms9i4ix79n.jp.net/

外壁と言えば真っ白!と思われる方も居ると思いますが、真っ白な外壁では雨だれが目立ってしまい汚れが目立ってしまいます。

 

汚れにくい外壁にする為には、汚れと似たような色の外壁塗装をするべきです。

 

いかに汚れが目立たないかを考えて外壁塗装を行うと、少しの汚れでも目立たない綺麗な外壁を保つ事が出来ます。

 

汚れが付着しにくい外壁塗装にする

汚れにくい外壁にする為には、外壁に汚れを付着させない親水性がある外壁塗装が最適です。

 

根本的に外壁に汚れを付着させないので、汚れにくい綺麗な外壁を長期間維持させる事が出来ます。

 

外壁の汚れが目立ちにくい外壁塗装の色

灰色の外壁
参照元:http://xn--rms9i4ix79n.jp.net/

外壁塗装の中で汚れにくい色は、グレーです。

汚れとグレー色は同じような色合いなので、汚れても見た目が変わらないという事となります。

 

ただし、明るいグレー色では汚れが目立ってしまうので、ある程度暗めのグレー色を塗布する事がポイントとなります。

 

そのため、建物の外観全体が暗っぽく見えてしまうデメリットがあります。

そのような色合いがお好きな方には、グレー系の外壁塗装がオススメです。

 

逆に汚れが目立つ外壁塗装の色は、ホワイトやブラック等の原色です。

原色と汚れとは色の濃度が全く違うので、逆の意味で白っぽく汚れが目立ってしまいます。

 

汚れやすい塗料とは?

外壁塗装の中には、汚れが付着しやすく汚れやすい外壁塗装の種類があります。

これらの5つの塗装の種類は汚れやすい塗装の性質があるので、汚れにくい外壁にしたいのでしたらオススメできない外壁塗装です。

 

アクリル等の安価な塗料

アクリル等の安価な塗料は、塗膜が弱いので汚れが付きにくい性質があります。

劣化が早い分汚れが付着しやすく、汚い塗膜を作ってしまいます。

お安く手軽な塗装ではありますが、綺麗で理想な塗膜とは程遠くなってしまいます。

 

合成樹脂ペイント

合成樹脂は、帯電しやすい性質を持っている塗料です。

そのため静電気が起きやすく、ホコリや汚れを引き寄せてしまい汚れやすい外壁になります。

 

弾性塗料

弾性塗料は塗膜が柔らかく伸びる性質を持っている塗料ですので、塗膜自体に刺さるようにゴミや汚れが付着してしまう性質があります。

粘土にゴミが付着するのと同じイメージで、汚れやほこりが取れにくく汚い外壁塗装とさせてしまいます。

 

弾性塗料は追従性がある塗料ですので、使用の際は追従性と汚れにくい外壁のどちらを重視するのかを考えて選ぶようにしましょう。

 

ツヤなし外壁塗装

ツヤがある外壁塗装は、その鏡面さゆえにホコリや汚れを付着させにくい汚れにくい性質があります。

鏡に汚れが付着しにくく汚れにくいのと、意味は同じです。

 

ツヤなし外壁塗装には鏡面さが無いので、ホコリや汚れが付着しやすくなってしまいます。

ただし、ツヤが無いので近くで見なければ汚れに気づく事はありません。 

遠目では解りにくいので、ツヤなし塗装が好みの方は我慢すべき部分ともいえるでしょう。

 

1液性塗料

1液性塗料の方は塗膜が強力ではないので、汚れが付きやすい塗膜となってしまいます。

汚れにくい塗膜を作る為には、2液性の塗料がオススメです。

 

汚れにくい塗料とは?

親水性塗料の定番「低汚染塗料」

塗装風景

塗料には様々な種類があり、今とても注目されてきているのが機能性塗料です。

その中でも注目されている塗料は、セルフクリーニング機能を持っている低汚染塗料です。

 低汚染性の仕組みは、外壁に低汚染性塗料を塗布した事で外壁を汚れより親水性を高くさせます。

 

そのため、外壁に汚れが付着しても外壁にしっかり密着させずに浮かし、その間に雨水が入る事で綺麗に洗い流す事ができる仕組みです。

雨が降る事で外壁に付着した汚れを綺麗に落とす事が可能であり、雨が降るたびに綺麗な外壁へと復活させる事が出来ます。

 

いつまでも、汚れにくい綺麗な外壁を維持する事ができる、理想の流れを作る事ができるという事です。

低汚染塗料の仕組み

低汚染塗料は、このように塗膜と汚れの間に空間を作り、雨が降った際に空間に雨水が流れる事で汚れを綺麗に洗い流します。

親水効果が塗膜の上にあるうちは、この流れはずっと行われるので汚れにくい外壁を保つ事が出来ます。

 

逆の意味としては「はっ水」です。

親水性機能とは塗膜と水分を馴染ませ、付着したゴミ等の不要物を洗い流す性質を持ちます。

汚れが付着した際は多少ながら汚れが見えますが、雨が降るとスッキリ綺麗になります。

 

どんな環境の外壁でもセルフクリーニング機能が効くので、北面等の湿気が多い部分でも汚れにくい綺麗な外壁を保つ事が出来る大きな利点があります。

汚れやすい環境の建物には、とてもオススメの塗料です。

 

太陽光で汚れを分解させる光触媒塗料

光触媒塗料

光触媒塗料とは、太陽光が塗膜に当たる事で汚れを分解させて浮かせて雨で洗い流す事ができる外壁塗装です。

 

太陽光という自然の力で汚れを落とす事ができる、まさに現代の環境問題に貢献できる素晴らしい外壁塗装です。

住宅1軒の外壁に光触媒塗料を塗布した浄化性能は、このような空気清浄効果を発します。

 

・空気清浄機能に富んでいると言われているポプラの木を15本も植えた空間と同等。

・テニスコート4面分の緑地スペースと同じ空気浄化機能。

・12台の乗用車が発するNOxに除去を行う性能を発揮。

 

光触媒塗料の空気清浄効果

このように、環境問題にも役立ってくれる素晴らしい塗料です。

今の時代を考えると、環境の為にも採用したい外壁塗装です。

まだまだニーズが少ない塗料ですが、光触媒での汚れにくい外壁を作る性能はかなり高く、実際施工した建物での評判も物凄く高いです。

 

1つ難点なのが、光が当たらない外壁には効果を発揮しにくいという事です。

北側等の光が当たりにくい外壁には、光触媒のセルフクリーニング機能を大きく期待する事が出来ません。

 

しかし、耐久年数が20年と大変長いので、光の当たる外壁には光触媒、光の当たらない外壁には低汚染塗料などと使い分けて汚れにくい外壁を作っている建物も多くあります。

費用は、一般的なシリコン塗料の1.5倍ほどかかります。

そのため外壁塗装工事の費用が高くかかってしまいますが、その高い効果は例え費用が高くてもオススメ出来る素晴らしい機能です。

 

無機質塗料で汚れを寄せ付けないナノテク塗装

ナノテク塗料の仕組み

ナノテク塗料は、ナノレベルの微粒子で構成された水性の塗料です。 外壁に塗布する事でナノレベルの微粒子が塗膜に分散され、無機質塗膜を外壁表面に構成します。

ガラスのような無機質塗膜になるので、塗膜の中に汚れが浸入するのを防ぎ汚れにくい外壁を作ります。

 

そのため、雨水が当たる事で汚れを綺麗に洗い流す事へと導きます。

抗菌性や防カビ性、防藻性もあるので、様々な角度から汚れにくい塗膜にする事が出来ます。

速乾性に優れているので、施工性も高く扱いやすい塗膜となります。

ナノテクと他塗料の違い

様々な外壁塗装と比べても、こんなに素晴らしい汚れにくい効果を発揮します。

また、無機質塗料ですので体に余計な負担を掛けないという大きなメリットがあります。

 

外壁塗装は完全な水性では大きな効果を発揮しにくい現状がありますが、ナノテク塗装は塗膜の効果も高く体にも環境も優しい、とても優れた塗料です。

まだ種類が少なく需要と供給が少ない塗料ですが、これから絶対に増えるオススメの素晴らしい塗料です。

 

防カビ防藻効果を発揮する防カビ塗装

防汚カビ塗料の威力

外壁を汚してしまうのは、外部から付着する汚れだけではありません。

外壁の環境により発生させてしまう、カビや藻によっても汚れを作ってしまいます。

 

特に築20年以降の古い建物は、カビや藻で汚れている外壁のお宅を良く見かけます。

カビや藻やご自分でお掃除をしてもなかなか取れず、カビ菌でいっぱいなので体にもよくありません。

 

そんな厄介なカビや藻を作らず汚れにくい快適な外壁を作るのが、防カビ塗料です。

防カビ塗装を塗布する事で、外壁にカビや藻を寄せ付けない清潔で汚れにくい外壁塗装にする事が出来ます。

 

特に北側等の日が当たらず湿気が多い外壁には、とても適した塗料です。

北側等のカビが生えやすい部分に防カビ塗装を塗布し、他の部分に低汚染塗料や光触媒塗装等の親水性塗料を塗布する事で、外壁全体を汚れにくい状態に保つ事が可能となります。

アレルギーに悩まされているお宅には、とても適した外壁塗装です。

 

一般的な塗料と親水性塗料とのコスト比較

シリコン塗料などの一般的な塗料と低汚染性塗料等の親水性に富んでいる塗料とは、30年間の塗り替えの中で考えると費用と手間に大きな差が生まれます。

 

一般的な塗料の寿命を10年、親水性塗料の寿命を15年で比較すると、このような違いが出ます。

浸水性塗料コスト比較

このように、30年間でシリコン塗料などの一般塗料は3回のメンテナンス、親水塗料は2回のメンテナンスとなり、手間や費用に大きな差が出ます。

1度にかかるメンテナンス費用は親水性塗料の方が高価ですが、回数が違う事で合計の塗装工事の費用に大きな差が出ます。

1度の出費は大きいですが、どちらが得でどちらが楽なのかは一目瞭然です。

様々な意味合いでも利点をたくさん産むのが、親水性塗料です。

 

しかも汚れにくい外壁を作る事ができるので、断然オススメです。

 

万が一外壁塗装が汚れてしまった場合

親水性塗料を使っても、100%汚れない外壁にするのは難しいです。

どうしても、少しは汚れを付着させてしまう事は仕方ありません。

そんな時は、軽くお掃除するだけで綺麗な外壁に導く事が出来ます。

元々親水性が高い塗膜であり汚れにくいので、サッとお掃除するだけで綺麗な外壁へと生まれ変われます。

外壁塗装の綺麗を保つ為には、これらの手間もたまには掛けてあげましょう。

 

ホースで水を掛けて清掃

親水性が高く汚れにくい塗膜ですので、サッとホースで水を掛けるだけで綺麗にする事が出来ます。

2階等の高所はDIYでは厳しいので、注意して行うようにしましょう。

 

家庭用高圧洗浄機で綺麗にする

高圧洗浄機

家庭用高圧洗浄機で綺麗にすると、ある程度の汚れは綺麗になります。

この時、あくまで低圧で洗浄を行う事をオススメします。

親水性のある外壁ですので、低圧でサッと洗浄をかけるだけで綺麗にする事が出来ます。

 

親水性に富んだ外壁塗装にしても、微分に汚れを付着させてしまう事があります。

外壁に汚れを付着させて余計な負担を掛けない為には、日々外壁の点検をして綺麗な外壁塗装を保つようにしましょう。

 

少し手間をかけてあげるだけで、ご近所の外壁と大きな差を付ける事が出来ますよ。

 

親水性のある塗料は建物の美観と寿命を高める

外壁塗装と言えばただ色を付着させる塗料というイメージが一般的でしたが、ここ数年は様々な機能性塗料がたくさん増えました。

中でも親水性塗料は、外壁を綺麗で汚れにくい状態に保ち建物にも良い影響を与えてくれるとても理想的な塗装です。

 

外部は建物の顔ですので、清潔で綺麗を保つ事はとても大切な事です。

外壁を自力で頻繁に綺麗をするといっても、力と根気が要る事で簡単な事ではありません。

思うようにお掃除が出来ず、ご自分が汚れたりケガをしてしまう事もあります。

外壁のお掃除は、思いのほか簡単ではありません。

 

親水性が高く汚れにくい外壁にしてくれる塗装は、そんな動力を払しょくしてくれる素晴らしい外壁塗料です。

せっかくリフォームで外壁塗装工事を行うのであれば、このような汚れにくい塗膜を作る優れた塗装を使わなければ意味がありません。

親水性の高い外壁塗装は、まだまだ認知度が低くニーズが少ない塗装方法です。

 

どんな塗装なのか内容や金額を知りたい方は、当サイトの外壁塗装の達人に依頼してみませんか。

全国の塗装屋さんを調べてお近くの最適な塗装屋さんをご紹介しますので、地元の信頼できる塗装屋さんに親水性塗装の工事をお願いする事が出来ますよ。

 

どこの塗装屋さんに依頼すればよいのか、親水性塗料の事を知りたい方は是非お問合せ下さい。

満足いく外壁塗装に出会えることをお約束いたします。

 

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中立的な立場でご回答させていただいております。

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