サイディングボードのひび割れなど不具合の補修方法とポイント - 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!! 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!!
サイディングは、メンテナンスがかかりにくい外壁材として人気がありますが、実際問題は何らかの不具合が起きてしまっているのが現状です。
実際、ひびなどの不具合が発生しているのを知っていても、補修せず放っておいたままのお家も少なくありません。
サイディングで発生した不具合は、放置していてはいけません。
これから、サイディングが発生してしまう不具合の種類やメンテナンスなどの補修方法など、詳しくご紹介致します。
サイディングボードで1番ひび割れが発生してしまうのは、開口部の角部分です。
角部分はどうしても弱くなってしまうので、建物に負荷がかかった際に力が逃げてしまいひび割れを作ってしまいます。
表面に薄っすら発生しているヘアクラックの場合は、サイディングの裏側まで貫通していませんので、補修の必要はありません。
また、名刺の厚みが挟まるひびの場合は、サイディングの裏側まで貫通している恐れがありますので、補修が必要となります。
そして、窯業系サイディングのひび割れには、コーキング充填にて補修を行います。
補修方法は、このような流れとなります。
ひび割れ部分を、刷毛やブロアーなどで綺麗に清掃し汚れやゴミなどの不純物を取り除きます。
コーキング充填に先立ち、プライマー塗布を行います。
コーキング充填をし、ひびを埋めます。
コーキングの充填は一見簡単そうに見えるので、DIYで補修しようとするお客様もいらっしゃるようです。
しかし、ひびのコーキング充填は一般的なコーキング溝に充填するのと意味が違い、非常に充填しにくく万度に充填出来ない事があります。
ひびにコーキングを万度に充填出来ない場合、すぐにコーキングの効果がなくなってしまい雨漏りに結びつけてしまう事があります。
ひびのコーキング補修は、DIYで行わず業者に行ってもらうようにしましょう。
コーキングは耐候性が低いので、コーキングでひび割れ補修した際は塗装工事も行う事をオススメします。
塗装をしないと補修箇所が目立ってしまいますので、耐候性や美観性を考えても塗装工事を行うべきです。
もちろん軽度なひびの場合の対処方法であり、ひび割れの程度がよくない場合や塗装箇所が多い場合は、サイディング自体の張り替えを行う事をオススメします。
窯業系サイディングの大半は塗装版であり、工場で焼き付け塗装仕上げを行っておりますので、頑丈な塗膜です。
しかし、窯業系サイディングが出たての頃のサイディングや、サイディングに摩擦が生じてしまい表面に余計な負担が与えられた場合、表面塗膜が劣化してしまう事があります。
表面塗膜が劣化してしまうとサイディングの素材に雨水が浸透してしまい、サイディング自体がダメになってしまう事があります。
表面塗膜が劣化してきている合図は、チョーキングの発生です。
サイディング表面を手で触れた際に白い粉のような物が付着したら、表面塗膜が劣化してきている証拠となります。
この場合、サイディングの塗り替えが必要となります。
サイディングの塗り替えは、このような流れで行っていきます。
2m以上の高所作業になりますので、足場が必要となります。
塗料が浮遊して飛んで行かないように、シート養生も行います。
サイディングをスポンジと水で洗浄し、チョーキングの粉や汚れを綺麗に取り除きます。
サイディングの洗浄は、ジョイント部分からの雨漏りを起こさないようにしなければいけませんので、高圧洗浄機を使ってはいけません。
もしも使用した場合は、ジョイント部分から水が侵入してしまい建物に水による負担を与えてしまいます。
窓など塗料を付着させたくない部分に、マスカーなどで養生を行います。
サイディング全体に、下塗りであるシーラーを塗布します。
塗装工程で、中塗りと上塗りを行います。
塗装工程が全て終わったのを確認した後、外部足場の解体撤去を行います。
部分的なチョーキングに思えても、同じ時期に施工したサイディングですので他の場所もすぐにチョーキングが発生してしまいます。
チョーキングが見受けられたら、全てのサイディングの塗装を行うようにしましょう。
サイディングの表面塗膜が劣化してしまうと、このように10年に1度の頻度で塗装工事を行わなくてはいけません。
放っておくとサイディング自体が劣化してしまいますので、サイディングの張替をしないといけなくなり、大掛かりになってしまいます。
塗装さえきちんと行っておけば、サイディン張替を張り替えする必要はありません。
10年に1度など頻繁な塗り替えが面倒だと思われる場合は、フッ素系塗料などの機能性塗料を採用すると塗膜の寿命を1.5~2倍長くする事に繋げる事が出来ます。
窯業系のサイディングは、10年前後で反りや浮きが発生してしまう事があります。
原因は、構造材の乾燥によってサイディングに負荷がかかり、反りや浮きを発生させることです。
また、サイディングの留め付けが不十分な場合も、反りや浮きを発生させてしまいます。
補修方法は、これらの方法があります。
反ったり浮いているサイディング部分にドリルで穴を開け、皿板のステンレスビスを用いて留め付けする事で反りや浮きを平らにします。
1か所で平らになりきらない場合は、複数個所に施します。
皿板のビス頭は、サイディングの補修液にてタッチアップする事で、目立たなくさせる事が出来ます。
反りや浮きが酷い場合はビス留めでは対応しきれませんので、サイディング自体の張替となります。
この際、留め付け間隔は狭くし強固に取り付ける事が大事となります。
保証期間じゃない場合でも、このような補修で修繕が可能です。
サイディングの浮きや反りが自然に直る事は有り得ませんので、必ず補修をしなければいけません。
放っておくと雨水が浸透してしまう事がありますので、見つけたら直ちに補修をする事をオススメします。
金属サンディングは、アルミやガルバリウムなどサビない材質に思えますが、実際はサビが発生します。
その理由は、これらが挙げられます。
アルミ材といえばサビとは無縁のイメージがありますが、アルミサイディングに使われているアルミは純度100%ではありませんので、サビは発生してしまいます。
鋼材の赤い独特のサビとは違い、白い斑点のようなサビが発生してしまうのが特徴です。
特に沿岸部など環境の良くない場所では、発生してしまう確率が高くなってしまいます。
ガルバリウム鋼板はサビにくい材料として人気ですが、現場で切断する際にその切断小口からサビが発生してしまう事があります。
金属系のサイディングは、1度サビが出てしまうと劣化が激しくなってしまいますので、塗装での補修が必要となります。
塗装の方法は、このような流れとなります。
洗浄を行う前に、サビにケレンを掛けて綺麗に取り除きます。
研磨紙やサンダーを用いて、綺麗にサビを取り除きます。
この工程できちんとサビを取り除く事が出来るかにより、金属サイディングの長持ち度に大きな影響を与えます。
ホースの水とスポンジにて、汚れや不純物を綺麗に取り除きます。
塗料を付着させたくない部分に、マスカーなどで養生を行います。
塗装に先立ち、防錆塗料を塗布します。
金属の素材に適した防錆塗料を用いて、刷毛やローラーにて綺麗に塗布します。
アルミサイディングは1回塗りとし、ガルバリム鋼板の場合は2回塗りとします。
サビの度合いが酷い場合は、防錆塗料塗布工程を1回増やします。
防錆塗料塗布後、中塗りと上塗りの塗装工程を行っていきます。
サイディングの状態が良くない場合は、3回塗りとします。
2m以上の塗装工事の場合は、外部足場の設立も加わります。
防錆塗料と塗装工程をしっかり行う事で、サビにくい金属サイディングとする事が出来ます。
サイディングの割れや欠けは、部分的な補修が難しい事がほとんどです。
その為、サイディング自体の張替が必要となります。
割れや欠けが生じている部分のみの、サイディングの張替となります。
ここで注意したいのが、同じサイディングがまだあるかどうかです。
サイディングというのは年々変化を遂げており、新しいサイディングが発売される事の陰で従来のサイディングが廃盤になってしまうという流れがあります。
3年経つと同じサイディングが無くなるなんて言われるほど、サイディングの廃盤というのは避けて通る事が出来ない現実です。
いざ、部分的に張り替えようとしても、そのサイディング自体が廃盤になっており手に入らない事もあります。
もしも同じサイディングが手に入らない場合は、このような張り方を検討してみましょう。
張り替えたい部分も含め部分的一帯を張り替える事で、部分的にメリハリが出来る外壁とする事が出来ます。
出窓の部分だけ全く違うサイディングを張ったりする、あのような雰囲気を部分的に採用するという考えです。
例えば、窓に違いのであれば、窓廻りを全て違い新しいサイディングに張り替えたり、1つの部屋部分のサイディングを全て新しい物に変えたりなど、あえて部分的に全く違いサイディングを張って意匠的効果を発揮させます。
同じサイディングを張るより、意匠性の高い外観にする事が出来ます。
例えば、1階の外壁部分のみを張り替えたり、2階部分のみを張り替えたり、上下部分的に張り替えて建物にメリハリを作る方法です。
不具合が出ている部分が1階なのか2階なのかで考え方が変わるのですが、とても映える建物に変化させる事が出来ます。
思い切って全てのサイディングを張り替えると、建物の雰囲気がガラっと変わります。
割れや欠けの不具合部分が多い場合は、全てのサイディングを張り替える事をオススメします。
サイディングの各メーカーは、サイディングの不具合に対する保証期間を設けています。
メーカー別の保証期間の詳細は、この通りとなります。
このように、意外と長い保証設定がされていますが、これはサイディングの商品自体に不具合があった場合の保証となります。
建物や外的刺激による不具合には、保証は該当しません。
通常の用途で使っていると受ける事が出来ない保証ではありますが、不具合が起きてしまった場合は一応保証の範囲にはならないのかの旨を問い合わせてみましょう。
サイディングの不具合を放っておくと、雨水の影響を受けてしまいます。
雨漏りにより、このようなとんでもない状態へと発展してしまいます。
サイディング自体にもっと劣化が加わり、サイディンとしての効力が無くなってしまいサイディング自体を取り替えなければいけなくなってしまいます。
サイディングに雨水が浸透してしまう事で、木下地等の下地材にも大きなダメージを与えてしまいます。
サイディングから雨水が浸透して雨漏り状態になると、壁や天井の断熱材にも雨水が浸透してしまいます。
断熱材というのは、湿ってしまうと断熱材としての効力を失ってしまいます。
その劣化は、その後乾燥しても復活する事はありません。
断熱材の効力が無くなってしまいますので、省エネ効果に乏しい建物となってしまいます。
サイディングから雨水の影響を受けてしまう事で、壁の中や室内にカビが生えやすい環境となってしまいます。
カビは1度発生すると定着しやすくなってしまい、カビによって不健康な状態となってしまいます。
ぜんそくが発生したりアレルギーが発生したりなど、健康にもよくありません。
サイディングから浸透した雨水は、やがて構造材にも浸透してしまいます。
構造材に浸透してしまう事で、シロアリが発生しシロアリに侵されてしまう構造体となってしまいます。
シロアリに侵された構造材は構造材としての効力を無くしてしまい、地震等の不可抗力に耐えられない建物となってしまい、最悪の場合は建物倒壊へと繋げてしまいます。
多少のサイディングの不具合を放っておく事で、こんなに最悪な状態を受けてしまわないといけなくなってしまいます。
少しの補修でこれらは防ぐ事が出来ますので、サイディングの不具合は必ず補修を行うよう心がけるようにしましょう。
放置しておけばおくほど、補修費用がどんどん高くなってしまいます。
気が付いた時に補修を行っておく事で、長持ちする建物へと導く事も可能となります。
末永く建物を使い続けていく為には、外壁補修は重要なポイントとなります。
サイディングの補修というのは特殊な工事ですので、安易にどこの業者に依頼しても良いという事にはなりません。
近年、サイディングの補修のトラブルというのが増えており、せっかくの補修なのにそれ以上の被害を受けてしまうパターンもあるようです。
サイディングの補修を行う際は、信頼できる業者に依頼するようにしなければいけません。
現状に合った補修方法を行ってもらう為には、業者の選定はとても重要となります。
サイディングの補修をどの業者に依頼してよいのかわからず困っている場合は、当サイトの外壁塗装の達人にご相談をしてみませんか。
外壁塗装の達人では、全国の優秀で腕がよく知識豊富な業者の中から、お近くの適した業者をピックアップしご紹介致します。
安心してサイディング補修をお任せ出来る業者ですので、安心してお任せが出来ます。
もちろんご利用は無料ですので、お気軽にお声をかけてみてはどうでしょうか。
快適なサイディング補修で、不具合の無い外壁を手に入れる事が出来ます。
「外壁塗装の達人」は、外壁塗装に関する相談を承る無料のサービス機関です。
中立的な立場でご回答させていただいております。
※ご入力頂いた方全員に業界裏情報まとめ小冊子プレゼント中!
「外壁塗装の達人」は、外壁塗装に関する相談を承る無料のサービス機関です。
中立的な立場でご回答させていただいております。
Copyright©センターグローブ All Rights Reserved