外壁タイルのデメリットやメンテナンス費用 - 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!! 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!!
外壁タイルは高級感があり見た目も落ち着いていて人気が高く、年数を経ると更に深みが増すイメージがありますよね。
タイルはメンテナンスフリーの材料と言われていますが、外壁にタイルを採用した際も本当にメンテナンスフリーとなるのでしょうか?
外壁をタイルにした際のデメリットやメンテナンスについて、様々な観点からまとめてみました。
もちろん外壁タイルにする面積によって費用は大きく変わってきますが、「サイディング外壁の倍の費用」がかかると覚えておくと良いでしょう。
低価格と言われるサイディングにもいろいろと種類がありますが150万円とした場合、外壁タイルは倍の300万円かかります。
※後述しますがメンテナンス費用を含めて比較した場合、トータルでかかる費用は大きく変わりません。
外壁タイルを接着剤で固定しますので、施工業者の技術力によっては、一部タイルが落下するなどの事例が報告されています。
しかし、近年技術革新によって接着出来ていないという事はなくなりました。
とはいえ、高額な工事ですし、外壁タイルは一生モノですから施工業者選びは慎重に行うべきです。
タイル自体は材質が無機質なので、外壁の天敵である、雨風や雪、強い日差しなどには影響を受けにくい材料です。
無機質とは天然資源から作られた材料であり、鉱物や金属、ガラス等があります。
その素材自体は全く劣化せず、形として永久的に残る材料です。
しかし、タイル以外の下地や目地などが無機質じゃない場合、その部分はメンテナンスが必要となる場合があります。
タイルが落下したり不具合が起きているのを見かける事がありますが、それはタイルを張る接着剤や施工上の問題があるケースです。
張り付けの施工さえしっかりとしていれば、外壁にタイルを採用する事でメンテナンスフリーの外壁にする事が出来ます。
外壁にタイルを採用した際に発生するメンテナンスとは、これらが挙げられます。
タイルの接着状態が良くない場合、タイルが浮いてしまい剥がれてしまう事があります。
タイルの接着状態が心配な部分が見受けられたら、ただちに点検をお願いしましょう。
タイル浮きの確認は、打診検査で簡単に確認が可能ですが、専門の道具を使ってタイルを叩いて研鑽を行うので、技術が要る確認方法となります。
素人の方が、金づちなどで安易に検査をしては絶対にいけません。
目地材が何らかの影響で不具合を起こしてしまい、剥がれてしまう事があります。
目地の劣化を放っておくと、目地だけではなくタイル自体が剥がれ落ちてしまう事もありますので大変危険です。
目地の劣化が見受けられましたら、すぐに業者に補修をしてもらうようにしなければいけません。
タイル外壁には、誘発目地として目地にコーキングを充填している場合があります。
目地にコーキングを使っている場合は、コーキングが発生し充填し直しが必要となります。
コーキングはれっきとした有機材ですので、必ず劣化してしまいます。
5~10年の間に劣化してしまうのが定番であり、都度定期的にメンテナンスが必要となる材料です。
サイディングに充填する防水用の目的とは違い、タイル外壁の場合は誘発目地としてのコーキングとなります。
その為、きちんとした施工を行わないとタイルに悪い影響を与えてしまう事があります。
DIYで行うと万度なコーキングとならない場合がありますので、絶対に出来ません。
タイルの接着不良や目地材の劣化は、100%発生する事ではありませんが、この3つのメンテナンスを想定しておくと良いでしょう。
目地にコーキングを採用した場合にはメンテナンスが発生しますが、目地にコーキング施工をしていない場合は、コーキングの打ち直しのメンテナンスも必要なくなります。
つまり、施工方法次第ではメンテナンスが全く発生しない場合もあります。
外壁タイルにメンテンスが必要になった場合の費用は、平均30~50万円程です。
モルタル外壁やサイディング外壁の場合、10年に1度平均約100万円のメンテナンス費用がかかります。
タイルの場合0円(メンテナンスフリー)か、かかったとしても合計30~50万円程度ですので、他の外壁仕上げの10年ごとにかかる約100万円の費用と比べると、メンテナンス費用に雲泥の差が生まれます。
最初に大きな初期費用をかけて、その後のメンテナンス費用があまりかからないタイルを選択するか、初期費用は低予算で、メンテナンス費用を多めにかけていくサイディングを選択するか。
最終的には、準備できる予算と好みになってくると思います。
メンテナンスに費用が掛かりにくい理想の外壁材なのに、なぜ外壁タイル張りは世の中に普及していないのでしょうか。
その1番の理由は、初期費用です。
タイルは無機質でとても素晴らしい素材なのですが、残念ながら低価格な素材ではありません。
前途しましたが、普及品のタイルを採用しても、住宅1件施工するとなると300万円程の費用がかかります。
新築の場合、サイディングからタイルにグレードアップすると、150~200万円程の追い金となります。
サイディング施工2回分の費用がかかりますので、とても大きな金額と言えます。
その為、手が出しにくいというのが現状です。
しかし、長い目で見たメンテナンス費用は低コストで抑える事が出来ますし、何よりご自宅を高級感と重厚感のある立派なお家に仕上げる事が出来ます。
可能性のお話しですが、住宅を手放す際には、他のサイディング外壁の住宅より、価格と買い手が付きやすいかもしれませんね。
外壁メンテナンスに手間がかかりにくいという事は、建物に余計な負担を与えず済み、丈夫な建物状態で保つ事に繋がります。
その為、建物自体にもメンテナンスがかかりにくくなり、長持ちする理想な建物とする事が出来ます。
建物を長く使い続ける為には、外壁材の選択はとても大きく左右させる要素となります。
トータルで見てメンテナンスにどのような影響を与えるかを考えると、初期費用は高いですが外壁タイルは非常に効果的な理想の外壁材となります。
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高級感と重厚感を漂わせる外壁タイルですが、実際に採用されたお客様のうち9割以上の方からは「満足の声」が挙がっています。
高い施工費なのに満足と思えるその魅力は一体何なのでしょうか?
外壁塗装の達人登録企業様にお聞きしてみました。
何と言っても1番の魅力は、見た目が豪華な外壁になるという事でした。
特徴の無い建物であっても、総タイル張りにするだけで一気に高級感あふれる建物に変化させる事が出来るからです。
汚れにくいという回答が多いとの事でしたが、実際は目立ちにくいという事みたいですね。
そうはいっても無機質ですので、サイディングやモルタルと比べると実際の汚れも付きにくい性質の材質です。
いつまで経っても新築時の綺麗なままで居られるという声もあるみたいですね。
やはり、メンテナンスがかかりにくいのも、大きな魅力です。
お客様の多くは建物の素人ですので、どうしても建物の管理は難しいと思います。
外壁タイルは劣化しにくいので、外壁に目を向けていなくても特に問題はありません。
初期費用は高額ですが、このように多くの方が満足の声をあげています。
外壁タイルの満足度は高い初期費用に勝っているといえるでしょう。
費用の高さの次に気になるデメリットは、耐震性に弱いという部分です。
近年日本は地震大国と言われ、日本全国どこに居ても地震に遭遇してしまう程の頻度で経験しています。
小さな外壁タイルを張り詰めて作っていく仕上げ方法ですので、大きな力がかかってしまうと剥がれ落ちてしまう可能性がゼロではないというデメリットがあります。
タイル自体は堅く丈夫なので、地震の揺れを受けても破損してしまう事はほとんどありません。
問題は、下地のモルタルです。
タイルの下地のモルタルは弾力性に欠けており、建物に動きがあった場合にエネルギーの吸収に欠けます。
吸収できないエネルギーはモルタルの外に発してしまいますので、タイルに負担を掛けてしまい破損したり剥がれにつながってしまいます。
近年は、クッション性の高いタイル下地も多く存在していますので、それらを採用すると多少のエネルギー吸収を行う事が出来ますので、はがれにくい外壁タイルにする事も可能です。
数ある外壁タイルの種類の中で1番メンテナンスの手間がかかりにくいタイルを、気候別に挙げてみました。
寒冷地以外の地域の場合は、陶器質タイルが1番のオススメです。
磁器質タイルやせっき質タイルと比べると、変色や劣化しにくいので、メンテナンスの手間がかかりにくい外壁タイルと言えます。
給水率が高いタイルなので寒冷地以外ではおすすめですが、反対に寒冷地には不向きのタイルです。
寒冷地の外壁タイルにふさわしいタイルの種類は、磁器質タイルです。
磁器質タイルは吸水率が低く、1%程度しかありません。
寒冷地の場合、吸水率の高いタイルを採用すると、吸水した水分が凍結によって膨張してタイル自体を破壊してしまう事があります。
耐摩耗性も高いので、寒冷地のような多雪地域には適した外壁タイルとなります。
環境によって適したタイルがありますので、外壁業者と相談してみましょう。
外壁にタイルを採用したいけれど、どの業者に依頼していいのかわからなく困っている方は、当サイト「外壁塗装の達人」にご相談ください。
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