油性塗料のメリットとデメリット|油性塗料の特徴を把握 - 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!! 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!!
塗料は大きく分けて、水性塗料と油性塗料の2つの種類に分かれます。
近年あまり注目されなくなってきたのは、油性塗料です。
油性塗料は一昔前の塗料というイメージもあり、最近はあまり採用されなくなった塗料でもあります。
油性塗料には水性塗料には無い特徴があり、場合によっては使い分ける事で大きく役に立ってくれます。
油性塗料について、メリットやデメリットなどの特徴を、わかりやすくご紹介致します。
油性塗料には、このような素晴らしいメリットがあります。
油性塗料にはシンナーなどの有機溶剤が含まれていますので、とても強く強靭な塗膜を作る事が出来ます。
その強さは、紫外線等の外的刺激にも負けないほどの、強いパワーを発揮します。
その為、外部に採用される事が多くある塗料です。
強い塗膜となりますので、摩擦力に富んだ塗膜とする事が出来ます。
外壁等多少の摩擦があっても、劣化しにくい塗膜とする事が出来ます。
塗膜の劣化がしにくいので、雨水にも負けない塗膜とする事が出来ます。
屋根や外壁等、雨水にさらされやすい部位に最適です。
下地素材との塗料密着が高いので、はがれにくい塗膜とする事が出来ます。
特に、樹脂や金属は塗料との密着性が低い素材ですが、油性塗料なら密着性が良いので相性がピッタリです。
その為、塗り替え工事にとても最適な塗料です。
販売されていないカラーの樹脂サッシを見かける事がありますが、あれらは油性の専用の塗料により色付けしたものです。
引違サッシの障子部分でもはがれにくい塗膜とし、長く塗膜を保つ事が出来ます。
有機溶剤を含んでいるので、独特な綺麗な光沢が出やすい塗料です。
また、水性塗料と比べるとツヤの耐候性にも富んでいますので、長い間綺麗なツヤを持続させる事も出来ます。
綺麗なツヤを出す仕上りの塗膜を求めるのでしたら、油性塗料が適しています。
水性塗料の場合水分の蒸発によって塗膜が硬化しますが、油性塗料の場合は水性塗料よりも含まれている水分が少なく油分が揮発する事で乾燥します。
その為、水性塗料よりも乾燥させ硬化させる事が出来ます。
工期の短縮に繋がりますので、スムーズに工事を進める事が出来ます。
油性塗料のデメリットは、これらが挙げられます。
油性塗料の最大のデメリットは、揮発有機溶剤が豊富に含まれている事です。
油性塗料は有機溶剤(シンナー)を使って希釈するので、シンナーが多く含まれた塗料となります。
塗装工事の際にシンナーに酔ってしまい具合悪くなってしまうのは、油性塗料を使っている場合に起きてしまいます。
水性塗料は水で希釈するので、有機溶剤は含まれておらずシンナー中毒にはなりません。
油性塗料には2液型の塗料があり、1液型の塗料とは違い撹拌する事で使い切らないといけないリミットの時間が発生してしまいます。
撹拌してしまうと、6~8時間以内には使い切らないといけません。
油性塗料は有機溶剤(シンナー)が含まれていますので、F☆☆☆☆じゃない塗料も多くあります。
健康被害をうたわれる昨今では、F☆☆☆☆じゃない塗料は選択肢から外れてしまいます。
F☆☆☆☆じゃない塗料は、VOCが多く含まれている塗料という証拠となりますので、体に害がある塗料となります。
VOCが多く含まれている塗料はシックハウス症候群の原因となってしまいますので、絶対によく無く採用を避けなければいけません。
油性塗料を採用する場合は、F☆☆☆☆の塗料を採用するようにし表示の確認を必ず行いましょう。
油性塗料には有機溶剤が含まれている分、水性塗料より値段が高くなってしまいます。
また、2液型も多くありますので、必然的にお高い塗料が多い傾向があります。
その分強靭な塗膜を作る事が出来ませんので、費用対効果で考えると高くない塗料ともいえます。
1度の塗装にかかる費用は高くなってしまいますが、長い目で見ると得をする事もあります。
油性塗料の場合、2液型の撹拌や塗布作業、塗装道具の扱い等手間がかかる事が多くあります。
その為、人件費が割高になってしまいます。
特に準備や後片付けに手間がかかってしまい、見えない部分で人件費が多くかかってしまいます。
溶剤が含まれている為、室内では換気が十分に行う事が出来ませんので採用する事が出来ません。
油性塗料は、外部のみで使用する事が可能です。
稀に採用したがる方もいますが、ほぼ溶剤中毒を起こしますので絶対に室内に採用をしてはいけません。
油性塗料は水性塗料と比べると、塗布の際の液ダレの扱いが非常に難しく面倒です。
その為、綺麗に塗布する事が難しい塗料です。
また、有機溶剤が含まれているため、発火しやすく臭いも多く発し保管もとても難しい塗料です。
その為、DIYで素人さんが扱うのは難しい塗料です。
油性塗料は油分を含む塗料ですので、刷毛やローラーの後始末に手間がかかってしまいます。
水性塗料の場合は簡単な水洗いでもOKですが、油性塗料の場合シンナーなどを使って綺麗に洗わなくてはいけません。
綺麗に洗わないと刷毛やローラーは固まってしまい使えなくなってしまうので、念入りに手間をかけて洗浄をしなければいけません。
近年、油性塗料はよくない塗料というレッテルを貼られがちな傾向があります。
しかし、水性塗料にはない優秀なメリットも多くあります。
油性塗料は、多くのメリットとデメリットを持っている塗料です。
その為、細かく性能を把握し必要な時は採用して、油性塗料の良さを最大限に生かす使い方をする事が1番のオススメです。
油性塗料のメリットとデメリットを確認すると、水性塗料と油性塗料どちらが優れた塗料なのか、と思われると思います。
耐久性だけを比較すると、油性塗料の方が断然優れています。
油性塗料は耐久性と密着性に富んでいるので、強靭な塗膜を作る事が出来ます。
しかし、気になるのが有機溶剤(シンナー)を豊富に含んでいるという事です。
有機溶剤の配合の多さは、間違いなく体に負担をかけてしまいます。
その為、絶対によい材料とは言えません。
油性塗料の有機溶剤を豊富に含んでいるという最大の欠点により、近年外部でも高い耐久性を発する水性塗料の開発が多く見受けられるようになりました。
水性塗料でも油性塗料に引け目を取らない程の素晴らしい性能を発揮し、外的刺激に耐候出来る塗料も販売されるようになりました。
それでも油性塗料の方が塗膜として優れている事には変わりはありませんが、有機溶剤の影響が気になるのであれば性能の高い水性塗料の選択をオススメします。
近年の塗装の種類の採用の目安は、金属や樹脂などのツルツルとした表面の場合は油性、その他素材の塗装は水性塗料を採用する事が多くあります。
油性塗料はVOCの関係であまり採用したくない塗料と思われる考え方もありますが、塗膜の強靭さを考えると採用したくなる素晴らしい塗料です。
そこで、近年は「弱溶剤タイプ」の油性塗料が登場しています。
弱溶剤タイプの油性塗料は、油性塗料独自のシンナー臭を抑え、VOC等の環境へも配慮した新しい油性塗料です。
従来の油性塗料よりも採用しやすい、今の現代に似合った油性塗料です。
どうしても油性塗料を採用したい場合は、弱溶剤タイプの採用を考えてみましょう。
水性塗料と油性塗料のどちらの選択がいいのか迷っている場合は、業者に相談が早いですし、確実です。
部位や素材により適した塗料をわかりやすく教えてくれます。
塗料の選択を間違ってしまうと、後に面倒な事になってしまいますので、慎重に選ぶようにしましょう。
更に、外壁塗装に関しては、地元の業者に相談するようにしましょう。
地元の業者であれば、塗装する部位の環境をきちんと把握してくれますので、適した塗料の選択へと導いてくれます。
地元のどの業者に依頼すればいいのかわからない場合は、当サイトの外壁塗装の達人に無料で相談してみませんか。
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