遮熱塗料の7つのメリットと5つのデメリット - 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!! 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!!
遮熱塗料は、熱を跳ね除けて建物に省エネ効果を発揮する塗料としてとても人気があります。
近年注目されている機能性塗料という事で、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
遮熱塗料は年々注目されどんどん知名度が上がっていき、ここ数年で5倍以上の売り上げとなりました。
遮熱塗料は特殊な機能性塗料ですので、採用の際はその性質をきちんと把握される事をオススメします。
遮熱塗料のメリットやデメリット、知ってほしいポイント等をまとめてみました。
遮熱塗料にはどのようなメリットがあるのか、詳しくまとめてみました。
文字通り、遮熱効果を発揮する塗膜です。
太陽光エネルギーを跳ね除ける効果があるので、太陽光を跳ね除けて熱さを塗膜に浸透させない効果を発揮します。
夏の熱い太陽光を跳ね除けてくれますので、猛暑のような夏でも太陽光の影響を妨ぐ事が出来ます。
その温度差は、2~3度程度と言われています。
2~3度の差は少ない温度差と思われるかもしれませんが、37度が35度に感じるととても涼しく感じる事が出来ます。
少ない温度差に思えるかもしれませんが、体感温度は満足出来る温度差を感じる事が出来ます。
以下の図の実験は、日本ペイントの遮熱塗料サーモアイを使った実験により出た温度差の結果です。
このように、室内の温度差を3度削減した結果が出ております。
遮熱効果により室内温度を低くさせるので、光熱費の節約が出来ます。
近年電力不足と言われている日本では、遮熱塗料の採用は理に適っております。
ほとんどの遮熱塗料は、15~20年の耐用年数です。
費用は割高ですが、普及品の塗料と比べて1.5~2倍に伸ばす事が出来ますので、メンテナンスの手間を考えるととても理想的な塗料です。
遮熱塗料を塗布する事で塗布面の温度を低くする事が出来ますので、熱による素材への影響を低くさせる事が出来ます。
屋根に塗った場合は屋根材を、外壁に塗った場合は外壁材の寿命を長くする事が出来ます。
特に金属製の材料に塗布すると、温度差により金属の熱膨張を防ぐ事に繋げる事が出来ます。
塗膜の割れやヒビが発生しにくくなりますので、塗膜のクラック等の防止にも役立ちます。
黒っぽいカラーの建材は熱を吸収しやすいので建物の温度上昇が気になりますが、黒のような濃い色合いでも高い遮熱効果を発揮するので、建材の熱上昇を抑える事に繋げる事が出来ます。
建物に蓄えられた熱は外部へ熱放射として発してしまいますので、建物周辺の温度も上がってしまい、ヒートアイランド現象の原因の1部となっております。
遮熱塗料の効果で建物に蓄えられる熱を少なくさせる事が出来るため、ヒートアイランド現象の抑制に繋げる事が出来ます。
とあるメーカーで遮熱塗料を塗布してヒートアイランド現象の実験を行った際、0.7度の気温を低くする実験結果が出ました。
地球環境の改善に繋がりますので、未来の中への貢献ともなります。
住宅だけではなく、ビルやマンション、道路等様々な熱反射が可能な部分に塗布すると、非常に大きな効果を発揮します。
遮熱塗料を使う事でCO2増加に歯止めを効かせる事が出来るため、省エネ住宅にリフォーム出来るという事で補助金を給付する制度があります。
遮熱塗料を使った工事は省エネ住宅リフォームに該当しますので、遮熱塗料採用の際は自治体に相談をしてみましょう。
給付金の補助が該当するのであれば、シリコン塗料の様な普及品の塗料を使うよりもお安く済ませる事が出来ます。
遮熱塗料は省エネ効果を発揮する大変頼もしい塗料ですが、残念ながらデメリットもございます。
どのようなデメリットがあるのか、ピックアップしてみました。
塗料の価格が高く、需要と供給がまだまだ少ない材料ですので、安くはない傾向があります。
普及品塗料のシリコン塗料は㎡当たり2,000円程度で、遮熱塗料は㎡当たり4,000~5,000円程かかります。
2倍程の費用がかかってしまい、なかなか採用しにくい塗料と思われています。
遮熱塗料の遮熱効果は、塗膜の表面が綺麗であることで高い遮熱効果を発揮するので、塗膜の表面が汚れていると反射しにくくなり、遮熱効果が低くなってしまいます。
一般的な赤外線を吸収しやすい塗膜となってしまい、意味が無くなってしまいます。
遮熱塗料を選ぶ際は、親水性が高い塗料がオススメです。
親水性の無い遮熱塗料を採用した場合は、定期的に塗膜の洗浄を行う事で遮熱効果の発揮をキープさせる事が出来ます。
遮熱塗料は扱いにくい材料であり、施工を行う職人さんの間では塗りにくい材料と言われています。
その為、施工にムラが発生してしまう事もあり、万度な塗膜とならない事もあります。
遮熱塗料を採用する際は、遮熱塗料を扱った事がある業者に工事を依頼するようにしましょう。
冬場に遮熱効果で赤外線を反射してしまうと、微分ですが建物が冷えてしまう事があります。
そのため夏が暑い地域には最適な塗料ですが、冬が長く厳しい地域にはあまり適していないでしょう。
遮熱効果は熱の反射ですので、色合いによりその効果に違いが発生してしまいます。
白やクリーム系は遮熱効果が高く、クリーム色やグレー、茶色、黒等の色は熱反射率が低くなってしまいます。
しかし、今までの塗装のカラーが白やクリームなどの淡い色合いの場合、白やクリームなどの遮熱塗料に変えてもほんの少ししか遮熱の効果を感じる事が出来ません。
逆に、黒等の濃い目のカラーの場合、元々が熱吸収率が高い色合いですので、遮熱塗料にする事で高い遮熱効果を得る事が出来ます。
遮熱塗料は、このようなお宅にオススメ出来る塗料です。
金属屋根は熱伝導率が高いので、太陽熱が屋根材に浸透しやすく建物のダイレクトに熱を伝えてしまうのが難点です。
遮熱塗料を塗布する事で太陽光を反射させる事が出来ますので、建物の省エネ効果を高く発揮してくれます。
住宅をはじめ、工場やプレハブの建物など、板金を外部に使う建物にオススメです。
吹き抜けは屋根からの熱が伝わりやすく、暑くなりやすい傾向があります。
遮熱塗料を屋根に塗布する事で、吹き抜けの暑さを軽減させる事が出来ますので、涼しい建物とする事が出来ます。
建物は高い位置であるほど気温が上がりやすく、暑くなってしまうのが難点です。
屋根や外壁に遮熱塗料を塗布する事で、2階の居間を涼しくさせる事が出来ます。
温度は高さが高かくなるにつれ温度が上昇してしまいますので、高さが高い建物であればあるほど遮熱塗料の遮熱効果を高く反映させる事が出来ます。
遮熱塗料は濃い目の色に温度差を発揮するので、黒や紺等の濃い目の色の外壁や屋根のお宅にオススメします。
今まで暑くて不快だったお宅が、涼しく過ごしやすい建物に変化させる事が出来ます。
明らかに省エネ効果を発揮しますので、光熱費の節約とする事が出来ます。
温度変化を最小限にとどめる事が出来ますので、温度変化によるコールドドラフトを防ぐ事が出来ます。
コールドドラフトは高齢者には大きな影響を与えてしまいますので、その負荷を少なくする事で理想的な空間作りへとつなげる事が出来ます。
遮熱塗料には素晴らしい効果がありますが、残念ながらデメリットもございます。
しかし、デメリットも加味して考えてみても、素晴らしいメリットのある魅力的な塗料ということがわかります。
建物に住みやすさをプラスしたいのであれば、熱への効果を発揮してくれる遮熱塗料は頼もしい塗料です。
遮熱塗料を採用したいけれど、どこの業者に依頼していいのかわからない場合は、当サイトの外壁の達人にご相談をしてみませんか。
外壁の達人では、全国の遮熱塗料に詳しい業者の中から、お客様の地元の腕のいい信頼できる業者をピックアップしてご紹介致します。
優秀な業者により遮熱塗料で建物をパワーアップさせてくれますので、快適な住まいになる事間違いありませんよ。
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中立的な立場でご回答させていただいております。
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