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外壁塗装を長持ちさせたい!塗料別寿命とポイントを徹底解説

外壁塗装の寿命

外壁塗装の寿命(耐用年数)は選んだ塗料の種類によって差が出ます。短い場合は3~4年ほどしかもちませんが、長いものは20年程度もつので、ものによっては7倍近く差が出ることも。

 

ただし、良い塗料はかかる費用も高額ですので、コスト面だけで見ると最高級のものを使用するのが必ずしも正解とは限りません。

 

今の住宅に長く住む予定なら外壁塗装は2回、3回と行わなければなりませんので、予算のことも考えながら塗料を選ぶようにしましょう。

 

塗料別外壁塗装の寿命と耐用年数

外壁塗装に使われる塗料はいろいろありますが、大きくわけると7種類に分類されます。

 

アクリル系塗料の寿命

外壁塗装に使われる塗料の中で最もリーズナブルなタイプがアクリル系塗料です。

 

1平方メートルあたり1,000円~1,500円程度なので気軽に利用できるのが特徴です。

 

ただし、耐用年数は4~7年ほどと塗料の中で最も短いため、小まめに塗り直さないと耐久性を維持できないのが難点。

 

最近では外壁塗装にあまり使われない傾向にあります。

 

ウレタン系塗料の寿命

汚れや色あせに強い塗料がウレタン塗料です。

 

費用は1平方メートルあたり1,500円~2,500円程度とアクリル系塗料より若干高めですが、そのぶん 耐久性が6~10年程度と安定しているため、コストパフォーマンスはアクリル系塗料より上だと言えます。

 

ただし、最近では次にご紹介するシリコン系塗料が主流となっているため、需要は低くなりつつあります。

 

シリコン系塗料の寿命

現在最もスタンダードで使用される外壁塗料がシリコン塗料です。

 

耐用年数は8~15年と長く、さらに汚れや色落ちにも強いことから、外壁だけでなく屋根の塗装にも用いられます。

 

価格は1平方メートルあたり2,800円~3,200円程度となっています。

 

ラジカル系塗料の寿命

2,015年に発売された比較的新しい塗料がこのラジカル塗料です。

 

耐久性はシリコン系塗料とほぼ同じで、耐候性や防汚性に優れているところが魅力です。

 

価格は1平方メートルあたり3,000円~3,500円とシリコン系塗料よりやや高めです。

 

光触媒塗料の寿命

雨や日光など自然の力で外壁をきれいにしてくれるというめずらしい、比較的新しい塗料が光触媒塗料です。

 

外壁のメンテナンス性に優れているため、お手入れの手間を省きたい人におすすめです。

 

寿命は10~15年とシリコン系やラジカル系とほぼ同じですが、1平方メートルあたりの価格が4,000円~5,000円と割高なのがネックです。

 

フッ素系塗料の寿命

フッ素塗料は、耐用年数が15~20年と非常に長い塗料です。

 

もともとは商業施設やビルなどに使用されていた塗料ですが、流通量が多くなってきた事でコストが下がり、近年は個人宅の外壁用にも多用されるようになりました。

 

光沢感もあり見た目もきれいに保てるのが魅力ですが、その分価格も1平方メートルあたり3,500円~4,500円とやや高めです。

 

遮熱系塗料の寿命

熱い日差しをカットする効果のある塗料が遮熱塗料です。

 

断熱材とあわせて使用すればより高い断熱効果を期待することができます。

 

耐用年数は13~18年と長めですが、1平方メートルあたりの施工価格も3,800円~4,200円と高めなので予算に余裕のある人やプラスアルファの効果を求める人におすすめです。

 

外壁塗装を長持ちさせる4つのポイント

外壁塗装の寿命を長持ちさせる

耐用年数が長い塗料を使用すれば最大で20年ほどの寿命が見込めますが、そのぶんコストが割高になってしまいます。そのため、最もコストパフォーマンスが見込めるのは中価格帯の塗料で外壁塗装した後、適切な施工やメンテナンスを行って塗装を長持ちさせることです。

 

ではどうすれば外壁塗装を長持ちさせることができるのでしょうか?そのコツとポイントを紹介します。

 

ポイント1.劣化する前に塗装する

外壁塗装を長持ちさせるポイントは、塗膜が剥がれたりひび割れたりする前に塗料を塗り直すことです。サイディングの場合、ひび割れることはあまりありませんが、経年とともに塗膜の浮きや剥がれは発生します。

 

ボードがむきだしになると雨水を吸い込んで腐食してしまい、塗料の塗り替えだけでは対応しきれなくなってしまうので適切なタイミングで塗り替えるのが重要なポイント。

 

外壁塗装を検討するタイミングは、外壁がボロボロになってからという方が多いですが、ボロボロになる前だったらコストを抑えられていたのに、、、というケースも。

 

塗料の耐用年数はあくまで目安ですので、定期的に外壁の状態をチェックし、浮きや剥がれが起こりそうな場所を見つけたら早急に外壁の塗り直しを検討しましょう。

 

ポイント2.外壁の掃除を行う

外壁は常に雨風や外気にさらされているので年数が経つと汚れが目立つようになります。汚れを放置しているとカビやコケが繁殖し始め、外壁が変色する原因になることも。

 

また、コケは保水性が高いため、外壁が余分な湿気を溜め込むようになり、結露や腐食を引き起こすおそれがあります。たかが汚れとタカをくくっていると外壁や建材そのもののダメージにつながりかねませんので、定期的に外壁のお手入れを行うようにしましょう。

 

簡単な汚れは水洗いで落とすことができますが、しつこいカビやコケを取り除く場合は専用のカビ取り剤などを使用するのがベスト。汚れがなかなか落ちないからといって、金属たわしやワイヤーブラシなどを使ってゴシゴシこすると塗装の剥がれにつながるので、柔らかいブラシまたはスポンジを使ってお手入れするのが基本です。

 

ポイント3.塗り回数を増やす

外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りをそれぞれ1回ずつ、計3回塗るのが基本ですが、下塗りや上塗りの回数を増やすことも可能です。

 

塗り回数が増えるとそれだけ使用する塗料の量や手間も増えますが、塗膜が厚くなるぶん耐久性が増すため、長持ちしやすくなります。

 

しかし、質の悪い業者の場合、下塗りをしなかったり、2回塗りだけで済ませたりなど、手抜き工事を行う業者がいる事も事実。

 

その場合、耐久性の高い塗料を使っても5年もたない可能性があるので、塗り作業の時はきちんと3回塗り以上しているかどうかチェックする必要があります。

 

厳密に言えば、塗回数は3回塗っていっても、薄く塗っては意味がありません。

 

適量を3回塗っているかは、素人で見極める事が難しいため、結局はその業者や担当者が信頼出来るかどうかという基準になります。

 

ポイント4.立地に合わせて塗料を使い分ける

塗料は日光や雨風にさらされることで劣化していくため、南向きの外壁は北向きの外壁より劣化しやすい傾向にあります。

 

そのため、劣化が早い南側のみ耐久性の高いフッ素塗料や遮熱塗料を使うなど、立地条件に応じて塗料を使い分けるのも長持ちさせるポイントです。

 

逆に北向きの外壁は陽が当たりにくいぶん、コケやカビが生えやすいので、南向きの外壁よりも日頃のメンテナンスに気を遣うことが大切です。

 

お手入れが大変な場合は光触媒塗料を使用するなど工夫をこらすのもひとつの方法でしょう。

 

塗料の性質やお手入れ方法を知って外壁塗装の寿命を長持ちさせよう

外壁塗装の寿命は塗料の種類やお手入れ方法によって大きく異なります。

 

こまめに塗り替えられるならリーズナブルな塗料でも充分ですし、塗装の回数を減らしたいなら少し奮発して高い塗料を使用してもいいですね。

 

肝心なのは、塗り替えのタイミングを逃さないことと、日頃からきちんとメンテナンスしておくこと。

 

それぞれの塗料の性質を知り、適切なメンテナンスを行っておけば外壁塗装をより長持ちさせることができますよ。

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