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屋根形状別!劣化を防いて雨漏り防止する4つのポイント

屋根形状

家の経年劣化が進むと雨漏りしやすくなるというのはよく知られていますが、実は雨漏りしやすい屋根としにくい屋根があることをご存じでしょうか?

 

ほとんどの方は外観の好みで屋根の形状を決めてしまいがちですが、経年劣化によるトラブルを減らしたいのなら雨漏りしにくい屋根を選ぶことも重要なポイントです。今回は日本でよく見られる屋根の形状を雨漏りのしやすさ別に紹介します。

 

雨漏りの防止方法についても合わせて説明していますので、これから新築を建てる方はもちろん、今の家を雨漏りから守りたいと思っている方もぜひ参考にしてみてください。

 

「切妻」や「寄棟」などの屋根形状と雨漏りの関係

屋根の形状はシンプルなものから凝ったものまで色々ありますが、一般的に造りが複雑なものほど雨漏りのリスクが高いといえるでしょう。

 

簡素な造りの屋根の方が耐久性が低く、雨漏りもしやすいのでは、と思われがちですが、実際がその逆で、複雑な屋根は継ぎ目が多くなる分、そのすき間から雨水が染みこむ可能性が高くなります。

 

外観にこだわると屋根も凝った造りになることが多いですが、雨漏りのリスクを考えるのなら、あまり複雑な屋根の形状を選ばない方が賢明といえます。以上の基礎知識をふまえ、日本でよく見られる屋根の形状とその特徴を見ていきましょう。

 

切妻屋根は、2つの斜面を合わせた山型の屋根

切妻屋根は、2つの傾斜面をつなぎ合わせた山形の形状の屋根で、その形から「三角屋根」とも呼ばれています。日本では非常にポピュラーな屋根で、雨水を受けた際、スムーズに地面に流れていくことから、最も雨漏りしにくいことでも知られています。

 

また、傾斜面が2面だけで済むことからコストも少なく、経年劣化した場合のメンテナンス費用を抑えられるところも大きなメリットです。

 

寄棟屋根は、斜面が4方向に流れている屋根

寄棟屋根は、最も高い大棟と呼ばれる部分から斜面が4方向に流れている屋根です。傾斜の形は妻側が三角形、平側が台形になっており、上から見るとアルファベットのY字が上下反転してくっついたような継ぎ目をしています。

 

雨を左右どちらかにしか流せない切妻屋根に対し、寄棟屋根は4方向に雨をさばけることから、雨の流れの良さは寄棟屋根のほうが優れているといわれています。ただ、経年劣化が進むと、かき合いと呼ばれるY字型の部分にすき間が生じやすいところが難点です。

 

片流れ屋根は、1枚の屋根板を傾けた屋根

片流れ屋根は、1枚の屋根板を片側に傾けた形状の屋根です。見た目がスタイリッシュなうえ、屋根板を1枚しか使わないのでコストが安いことがメリットです。また、採光に優れていて太陽光発電の設置に向いていることなどから、近年片流れ屋根を採用する家が増えてきました。

 

ただ、雨を流す面が片側に限定されているため、屋根や雨樋にかかる負担が大きく、雨漏り対策は万全とはいえません。特にデザイン性を重視した家の場合、反対側の軒がほとんど設けられていないケースが多く、外壁にダメージを受けやすいという欠点があります。

 

陸屋根は、傾斜のない平らな屋根

陸屋根は、傾斜がまったくない平面上の屋根のことで、別名「平屋根」とも呼ばれています。実際は完全な水平面になっているわけではなく、雨水対策としてごく緩い傾斜をつけていたり、防水施工が施されていたりします。

 

ただ、傾斜や軒がほとんどない屋根では外壁を雨風から守るのが難しく、屋根からというより外壁から染みこんだ雨水によって被害を受けるケースが目立ちます。

 

バタフライ屋根は、中央が一番低い屋根

中央が一番高くなっている切妻屋根とは逆に、中央が最も低く、両端が高い位置にある屋根のことです。見た目が蝶々によく似ていることからこの名前がつけられました。

 

見た目がユニークなことと、光を取り込みやすいところがメリットですが、凹んだ中央部分に雨水がたまりやすいので、雨樋や屋根を傷めやすい傾向にあります。

 

雨漏りしにくい屋根の形状は切妻屋根!

切妻屋根

ここまで、さまざまな屋根の形状とその特徴を紹介してきましたが、総合的に判断して最も雨漏り対策になるのは切妻屋根でしょう。構造がシンプルなので雨漏りしにくいのはもちろん、修繕や補修にそれほどコストがかからないので、こまめにメンテナンスしやすいところが一番のメリットです。

 

コスト面でいえば、片流れ屋根の方が低価格で施工やメンテナンスできますが、切妻屋根に比べると屋根材や雨樋、さらに屋根がない方の外壁が傷みやすいため、トータルで考えると雨漏り対策にかなりの費用がかかってしまいます。

 

一方、寄棟屋根はかき合いの部分のメンテナンスさえ怠らなければ、雨水を流す機能は切妻屋根より上です。その分、屋根材にかかる負担は少なくなりますし、軒の出をしっかり作れば紫外線や雨水から外壁を守れるため、家自体を長持ちさせることができます。

 

以上のことから、大事な家を雨から守るためには、雨漏りしにくい形状の屋根を選ぶだけでなく、その後のメンテナンスや対策が大切ということがわかります。

 

もし雨漏りしやすい屋根を選んでしまった場合でも、きちんと雨漏り対策やメンテナンスをしていれば雨漏りを防げるので、家を建てたら雨漏りを防ぐ方法についてしっかり学びましょう。

 

屋根からの雨漏りを防ぐ4つの方法

雨漏りを未然に防ぐ方法として、以下のような手段があります。

 

1.コーキングですき間を埋める

1つ目は、雨漏りの原因となるひび割れやすき間をコーキング剤で埋める方法です。

 

ちょっとしたひび割れやすき間であれば、ホームセンターなどでコーキング剤とコーキングガンを購入し、DIYで補修できます。

 

2.防水テープを貼る

雨水を弾く防水テープを貼る方法です。雨漏りしそうな場所のサイズに合わせて、防水テープをカットして貼り付けるだけなので、DIYの経験がない人でも簡単に作業できます。

 

コーキングに比べるとコストもかからないのが利点ですが、貼る場所をきれいに掃除しておかないとはがれやすくなってしまう他、貼る方向を間違えると雨漏りしてしまう可能性があるので注意が必要です。

 

3.防水補修シートを貼る

3つ目は、雨漏りしそうなところに防水補修シートを貼り付ける方法です。防水テープに比べて面積が広いため、一部ではなく広範囲をカバーしたいときに向いています。

 

4.屋根塗装をする

経年劣化によって屋根の塗装がはがれてくると雨水が浸入しやすくなり、雨漏りの原因となります。塗装の耐用年数は塗料によって異なりますが、おおよそ10~15年程度といわれているため、塗装がはがれてくる前に塗り直しする必要があります。

 

防水性能に優れた塗料を使えばより高い雨漏り対策を期待できますが、こまめにメンテナンスするのなら普通の塗料でも十分です。

 

本格的な雨漏り対策は業者に依頼を!

屋根の形状によって雨漏りのしやすさは異なりますが、どの屋根も年数が経てば雨漏りのリスクは高くなりますので、家を建てた後、どれだけメンテナンスに力を入れるかがポイントです。

 

最も効果的なのは屋根塗装ですが、DIYでやるにはある程度の技術が必要ですし、塗り忘れや塗り漏れがあった場合は雨漏りをしっかり防げなくなるおそれがあります。プロの業者なら予算や希望に合わせて最適な塗料を選んでくれますし、塗りの技術も一流ですので、本格的に雨漏り対策をしたいのなら業者に相談してみると良いでしょう。

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