【最新版】外壁塗装の費用相場は80〜150万円!塗料別に徹底解説 - 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!! 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!!
外壁塗装にかかる費用は、塗料のグレードにより異なりますが、80〜150万円が相場です。塗装業者の比較や使用する塗料を選択する際に役立ちますので、費用相場はぜひ把握しておきましょう。
この記事では、2019年時点での費用相場を塗料別にご紹介します。外壁塗装を依頼する前にチェックしてみてください。
一般的な住宅(2階建て・外壁面積200㎡程度)における外壁塗装の費用相場は、80〜150万円です。
費用の内訳は、以下のグラフのとおり。
外壁塗装の際は、塗料代の他に足場代や人件費がかかります。
費用全体の2割を占める塗料にはさまざまな種類があり、価格も異なります。以下、各塗料の費用相場を解説していきますので、参考にしてください。
主に用いられているフッ素、ラジカル、シリコン、ウレタン、アクリルの5種類に分けて、費用や特徴を解説します。基本的に、耐久年数が高いほど価格も高くなります。
一般的に使用される塗料の中で、フッ素系塗料は最もグレードの高い塗料といえるでしょう。価格は、3,500〜4,500円/㎡です。外壁面積が200㎡と想定すると、70〜90万円かかります。
フッ素系塗料の耐用年数は15〜20年です。他の塗料より費用が高い分、長い期間その機能を保持してくれます。
汚れにくく塗り直しの回数を抑えられるため、高層ビルや高層マンションにはよく用いられます。
もちろん一般住宅でも使用されますが、面積によっては費用がかかりすぎるのが難点です。
屋根にはフッ素系塗料、外壁にはシリコン系塗料を用いるなど場所によって使い分け、コストを抑えることも検討しましょう。
フッ素系塗料には、以下のようなものがあります。
状況に応じてどの塗料と使うべきか、塗装業者と相談してみましょう。
以前はシリコン系塗料が主流でしたが、2019年現在、ラジカル系塗料も多くの工事で採用されているほど、人気が高まっています。
2,500〜3,500円/㎡であり、コストが安い割に高い耐久性を発揮してくれることが人気の理由です。
ラジカル系塗料の耐用年数は14〜16年です。コストパフォーマンスが良く、一般住宅にも採用しやすいといえます。
カビや藻を防ぎ、汚れにくいこともメリットといえるでしょう。
主なラジカル系塗料は以下のとおり。
業者と相談しながら、採用する塗料を選びましょう。
シリコン系塗料は、ラジカル系塗料とともに最も使用されている塗料です。
費用相場は2,300〜3,500円/㎡で、ラジカル系より少し安い程度です。ラジカル系塗料と同様に、コストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。
シリコン系塗料の耐用年数は12〜15年です。ラジカル系塗料には少し劣りますが、一般住宅には十分な耐久性といえるでしょう。汚れにくく、メンテナンス費用も抑えられます。
人気のシリコン系塗料には以下のような種類があります。
ウレタン系塗料の費用相場は、1,800〜2,000円/㎡です。
以前は多く使用されていましたが、グレードの高いシリコン系やラジカル系の価格が下がってきたため、2019年現在、外壁塗装においてはあまり使用されていません。
ウレタン系塗料の耐用年数は7〜10年です。太陽光の当たり具合などによって異なりますが、他の塗料より太陽光に弱いため、外壁塗装にはあまり用いられません。
ただし、柔らかい性質があるため、細部の塗装にはおすすめです。
主なウレタン系塗料は以下のとおりです。
ただし、前述のとおり外壁塗装に用いられることは少ないため、業者に勧められた場合は採用理由などを聞いてみましょう。
アクリル系塗料は30年ほど前に開発され、外壁のひび割れ補修などに使用されていました。
現在のアクリル系塗料の費用相場は、1,000〜1,200円/㎡です。最も安い塗料ですが、耐久性が低いため、現在はほとんど使われていません。
アクリル系塗料の耐用年数は6〜8年です。頻繁に補修する必要があるため、建物の外壁塗装に採用されることはありません。
以前は以下のような塗料が使われていました。
外壁塗装をする際は、塗料代の他、足場や飛散防止ネットなどの費用がかかります。それぞれの相場を把握しておきましょう。
外壁塗装や屋根塗装の際は、高い位置で作業を行うため足場を組む必要があります。足場費用は外壁面積によって異なり、2階建てよりも3階建ての方が高くなります。
飛散防止ネットとは、塗装作業中に塗料や洗浄水が周囲に飛ばないようにガードするためのシートのことです。
飛散防止ネットを設置しないと、周囲の住宅や通行人に塗料が飛散し迷惑がかかる可能性があります。必ず設置してもらいましょう。
飛散防止ネットの費用相場は100~200円/㎡です。足場代に含まれている場合もありますので、確認しておきましょう。
外壁塗装の際には、窓や庇などを汚さないよう養生が行われます。窓の大きさや個数などによって異なりますが、養生の費用相場は300〜500円/㎡です。
外壁塗装工事には当然、人件費がかかります。全体の費用の約30%が人件費といえるでしょう。基本的には、塗料代や足場代等に含まれています。
ここまで、各塗料や足場代の費用相場を解説しました。それをもとに、実際どのくらいの費用がかかるのか計算してみましょう。
一般的な住宅(2階建て・外壁面積200㎡程度)を例として、シリコン系塗料で外壁塗装した場合の費用を計算してみます。(屋根塗装は含みません)
最後に、業者に塗装を依頼する際の、費用に関する注意点を紹介します。
前述のとおり、外壁塗装や屋根塗装には足場を設置するのが一般的です。その足場代が無料ということは、別の費用に上乗せされている可能性があります。
全体として費用相場から大きくずれていなければ問題ありませんが、足場代が無料という割には全体の料金が高い場合は注意しましょう。
「無料」という言葉でクライアントを引きつけ、最終的には相場よりも高い金額を請求する業者もいます。
地域によっては、外壁塗装や屋根塗装の補助金を申請できる場合があります。
例えば、経費全体の1/3を限度として補助が受けられるなど、うまく利用すればお得に工事を進められます。
事前に申請が必要な場合もあるので、行政のホームページなどを確認してから工事を依頼しましょう。
全ての業者ではありませんが、通常よりも高い見積りを提示される場合もあります。相見積りを取っておけば、費用の相場を把握できますし、安い業者を選ぶこともできます。
当サイト「外壁塗装の達人」でも簡単に相見積りが取れますので、ぜひ利用してください。
今回は、外壁塗装の最新費用相場について解説しました。
外壁塗装の費用相場は80〜150万円です。業者の見積りがそれより高い場合などは理由を聞いてみましょう。
相見積りを取っておくことも重要です。複数業者の費用を比較しながら、無駄に高い費用を払わないよう注意しましょう。
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