雨漏りを確実に防ぐ対策6つをプロが徹底解説 - 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!! 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!!
急な雨漏りに戸惑った経験のある方は多いのではないでしょうか。何から対処すれば良いのかわからず、途方に暮れてしまうこともありますよね。
雨漏りを防ぐためには、あらかじめ対策が必要です。事前にしっかりと対策して、雨漏りのない快適な生活が送れるように準備していきましょう。
この記事では、「株式会社川畑瓦工業」の代表取締役・川畑博海さんのお話を交えながら、個人でできる雨漏り対策と、専門業者による雨漏り対策をご紹介します。
まずは、自分でできる雨漏り対策をご紹介します。簡単にできる効果的な対策を厳選しましたので、ぜひ挑戦してみましょう。
屋根の雨漏り対策には、コーキング補修が効果的です。スレートや瓦のひび割れにコーキング剤を入れ、ひび割れ部分などから雨が入り込むのを防ぎます。
すでにコーキングが施してあった箇所も、経年劣化で剥がれていることもあります。その場合は古いコーキングを剥がし、新しくコーキング剤を注入していきましょう。
また、瓦がズレていたり割れていたりすることもあります。その場合は、新しい瓦に交換しましょう。
屋根での作業は危険を伴います。自分で作業する場合は1階の屋根に留めておき、それ以上の階は専門業者に依頼することをおすすめします。必ず、安全面を考慮したうえで作業を行いましょう。
外壁の雨漏り対策にもコーキング補修が有効です。事前に、外壁のひび割れがある箇所の周りにマスキングテープを貼っておくことで、余分なコーキング剤が周りに付いてしまうのを防げます。
その後、ひび割れ部分にコーキング剤を注入します。コーキング部分が剥がれてきている場合は、古いコーキングを剥がし、新しくコーキング剤を注入しましょう。
その他、サッシや庇部分にもひび割れや小さな穴が空いていないかチェックします。どちらもコーキング剤を注入し、割れや穴をしっかりと塞いでおきましょう。
ホームセンターなどで売っている雨漏り防止スプレーを使えば、手軽に対策できます。外壁のひび割れや穴を塞ぎ、防水はもちろん防腐の効果もある非常に便利なスプレーです。
使用前には、塗り付け箇所の汚れをよく拭き取っておきましょう。スプレーをする際は、まんべんなく2、3度重ねるように塗り付けします。
その後は完全に乾燥するまで、およそ1日そのまま放置しておくだけ。このように、雨漏り防止スプレーを使えば誰でも簡単に雨漏り対策できますので、ぜひ試してみましょう。
自分でも雨漏り対策はできますが、それはあくまで応急処置。雨漏りを徹底的に防ぐためには、やはりプロの手を借りることが不可欠です。
ここでは、プロが行う雨漏り対策についてご紹介します。
そもそも雨漏りは、多くの場合、屋根の老朽化に原因があります。経年劣化により、少しずつコーキングが剥がれてきたり、瓦がズレてきたりして、その隙間に雨が入り込むことで雨漏りが発生します。
このような箇所が少なければ、1つずつコーキング剤を注入したり、新しい瓦に付け替えたりして、ある程度は解決します。
しかし、原因箇所が多い場合は、屋根全体がかなり老朽化してしまっているため、1つずつ補修していっても、またすぐに剥がれてしまう可能性が高いといえるでしょう。
プロに屋根の診断を依頼できますので、その診断結果によっては思い切って屋根全体の葺き替え工事をすることが、雨漏り対策には効果的です。
コーキング補修は個人でも行えますが、2階や3階の屋根を個人でコーキングすることは非常に危険です。高い箇所のコーキングは必ずプロに依頼しましょう。
また、コーキング作業に慣れていない個人が行うと、ひび割れや穴にしっかりとコーキング剤を注入できておらず、完全に塞がっていない可能性もあります。補修箇所以外の部分にコーキング剤が付いてしまうこともあるでしょう。
その結果、結局やり直しになってしまうこともあります。しっかりと丁寧に補修してしまいたい方は、初めからプロに依頼するのがおすすめです。
屋根の漆喰箇所の補修は、プロによる専門技術が不可欠です。なぜなら、漆喰の塗り込みは素人が作業するには非常に難しく、下手に処置すると雨漏り対策どころかその原因にもなりかねません。
本末転倒ですので、屋根の漆喰補修はしっかりと経験をもった屋根専門業者に依頼しましょう。
屋根塗装さえすれば雨漏りを防げると思ってはいませんか?
実はこれは大きな間違い。塗装だけでは雨漏りの根本的な解決にはならないのです。
雨漏りには必ず原因があります。まず、どの箇所から雨が入ってきて雨漏りを引き起こしているのか、原因箇所を特定しなければ作業が始められません。
そして、その部分を必ず補修する必要があります。ひび割れや穴などを塞がずに塗装をしてしまっては意味がありません。
雨漏りの原因を見つけようとせず、初めから塗装を勧めてくる業者には注意してください。
塗装をしてしまうと表面上は綺麗に見えるでしょう。しかし、実はその箇所が老朽化し痛んでいたとしても、確認できなくなってしまいます。
まずは雨漏りの根本的な原因を見つけ、補修作業を施した後に塗装をするという流れは鉄則ですので、必ず覚えておいてください。
雨漏りは大雨や災害の後だけではなく、ある日突然起こることもあります。予想もしない出来事にどうしたら良いかわからず戸惑いますよね。
そうならないために、事前に雨漏り対策をしておくことは大切です。まずは自分でもできる対策をやってみましょう。雨漏り防止スプレーのように、誰でも簡単にできる対策もありますので、自分にできそうなことから始めてみてください。
そして、さらに徹底的に雨漏り対策をしたい場合は、専門業者の手を借りましょう。やはり個人の作業だけでは不十分です。しっかりと知識と経験を持った専門のプロたちに依頼をすれば、あなたの不安もきっと解消されるはずです。
しっかり屋根診断をしたうえで原因を特定し、報告をしてくれる会社がおすすめです。間違えても「塗装します」という会社には依頼しないようにしましょう。
株式会社川畑瓦工業 代表取締役 川畑博海
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