鉄部の耐久性を大幅UPさせるおすすめ塗料4選 - 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!! 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!!
鉄部の塗装を行う際には、錆を防止して耐久性を高めることが重要です。鉄骨階段や外部手すりなどの塗装を行う際には、耐久性の高い塗料を選び、劣化を防止しましょう。
この記事では、鉄部の塗装におすすめな塗料を4つご紹介します。DIYで塗装できますので、ぜひ参考にしてください。また、錆がひどい場合の対応についても解説しますので、建物を守るためにぜひチェックしておきましょう。
鉄部の塗装におすすめな以下4つ塗料をご紹介します。
それぞれの特徴を詳しく解説していきますので、参考にしてください。
シリコンタフは、鉄部の錆の上からそのまま塗れる塗料です。その名の通りシリコン系塗料のため耐久性に優れており、酸性雨・排気ガス・紫外線・塩害などから鉄部をしっかりとガードしてくれます。水や酸素による錆の進行を抑えてくれるのです。
また、鉄だけでなくアルミにも塗れるのが特徴です。1回塗りのため手間も省けます。錆が気になるベランダ手すりや庇、鉄骨階段などの塗装の際に利用してみましょう。
カラーさび止めは、さまざまな色が揃っている防錆塗料です。
上記、全8色の中から好みに合わせて選択できます。乾燥するまでの時間が短く、1回塗りで仕上がるため、作業時間を短縮できるのも特徴です。防錆力や耐候性も高く、長期間、鉄部を守ってくれるでしょう。
スプレータイプを使用すれば、作業も簡単です。DIYで手軽に塗装したい方はぜひ試してみてください。
ニュー油性速乾さび止めは、上塗りを美しく仕上げるための下塗り専用塗料です。この商品を使用した後は、必ず上塗りが必要です。
錆止め効果は非常に高く、鉄部や上塗り塗料との付着性にも優れています。上塗り塗料としては、油性塗料がおすすめです。水性塗料を使用する場合は、ニュー油性速乾さび止めを塗った後、しっかりと乾燥させましょう。
乾燥するまでは夏場で2時間程度、冬場なら4時間程度かかります。ひび割れやはがれを防ぐため、しっかりと乾燥時間を確保しましょう。
超速乾さび止めは、速乾性に優れた下塗り塗料です。20℃であれば2時間で乾燥するため、1日で上塗りまで終了するでしょう。また、鉄だけでなくアルミにも塗装できます。
色は、
の2つから選べます。
ここまで、鉄部の塗装におすすめの塗料をご紹介しました。ホームセンターなどで簡単に手に入る塗料も多いため、DIYで行いたい方にはおすすめです。
ただし、錆がひどい場合は注意が必要です。しっかりと錆を取ってから塗装しなければ、結局塗料が剥がれてしまったり、錆の範囲が広がってしまったりする危険もあります。
手すりの細かな部分はDIYでも問題ありませんが、鉄骨階段など構造的に重要な部分は専門業者に依頼しましょう。
錆は、金属の表面が水や空気と触れることで生じる酸化物です。通常、建物の鉄部は塗装されているため、空気に直接触れることはありません。
しかし、経年劣化により、少しずつ塗装がはがれたりひび割れたりすると、その隙間から雨が侵入し鉄が酸化してしまいます。
錆は繁殖力があるため、一度発生すると徐々に範囲が広がっていきます。
さらに、鉄の表面だけでなく内部にまで進行してしまうと、塗装がはがれるだけでなく、鉄本体自体が崩れ落ちる危険性もあるため、注意が必要です。
軽度の錆ならDIYで処理できますが、重度の場合は業者へ依頼することを検討しましょう。
プロの塗装業者は、以下のような流れで錆を処理します。
それぞれの工程について詳しく解説していきます。
ケレンとは、ヤスリや電動工具を用いて錆を落とす作業のことです。ケレン2種は、錆と一緒に劣化した旧塗膜も取り除く作業を意味します。
錆が発生している面積が30%以上の場合に行われ、ワイヤーホイールなどの電動工具を用いて行うのが特徴です。
ケレン3種は、細かな錆を落とす作業です。錆が発生している面積が30%未満の場合に行われます。
ワイヤーブラシやサンドペーパーなどの道具を用いて行われるのが特徴です。
錆と同時に、剥がれかかっている塗膜や浮いている塗膜も除去していきます。
目粗しとは、鉄部の表面にあえて小さな傷を付けることで、塗料の密着性を高める作業です。「ケレン4種」とも呼ばれます。
小さな傷により、鉄部と塗料の密着面積が大きくなり、剥がれにくくなるのです。
目粗しまで完了したら、実際の塗装を行います。塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回行うのが一般的です。
下塗りでは、錆止め塗料を使用します。ローラーや刷毛などを用いて塗装していきます。
下塗りが乾いたら、下地を保護するための中塗りと上塗りを行います。基本的には、中塗りと上塗りでは同じ材料を使用します。
耐久性や色は塗料ごとに異なるため、目的に応じて選ぶことが重要です。高い耐久性を求めるなら、フッ素系やシリコン系の塗料が良いでしょう。
鉄部塗装の価格相場は、部位ごとに大きく異なります。一般住宅で想定される範囲では以下のとおりです。
部位 |
価格相場 |
鉄骨階段(10段程度) |
80,000〜300,000円 |
門扉(両開き) |
15,000〜20,000円 |
雨戸(1枚) |
2,000〜5,000円 |
戸袋 |
2,000〜5,000円 |
給湯器 |
10,000〜30,000円 |
ポスト |
2,000〜10,000円 |
上記の費用には、足場設置代等は含んでいません。場所や範囲によっては、足場や飛散防止シートなどが必要となり、費用が高くなる場合もあります。業者に詳しく確認してもらい、見積りを出してもらいましょう。
鉄部の塗装において最も重要なのは錆の防止です。既に錆が発生している場合は、塗装の前にしっかりと錆落としを行うことが重要です。
業者に依頼する場合、自分で把握している錆の位置を伝えるだけでなく、業者にも確認してもらうようにしましょう。
鉄部の塗装では、上塗り塗料と錆止め塗料の相性により、好きな色を選べない場合もあります。
色を選ぶ際には、業者が提示するサンプルをもとに、材料同士の相性も相談しながら決めましょう。
鉄部におけるチョーキング現象は、3〜5年で発生します。そのため、塗装後5年程度で塗り替えを検討しましょう。
チョーキング現象が発生すると、錆の原因になってしまいます。錆の処理が大きくなるほど、塗装費用もかかってしまうため、早めの対応がおすすめです。
この記事では、鉄部の塗装を行う際におすすめの塗料や注意点をご紹介しました。
錆が軽度の場合はDIYで塗装できますが、重度の錆が発生している場合は業者に依頼するのがおすすめです。
塗装する部位や使用する塗料によって費用は異なるため、事前に見積りを取りましょう。
また、業者によっても費用は異なるので、相見積もりを取っておきましょう。相場が把握できるだけでなく、費用の交渉をする際に役立ちます。
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