新築外壁に最適な「ALCワンデーシステム」についてわかりやすく解説 - 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!! 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!!

お問い合わせはこちら

無料見積りはこちら

外壁塗装の達人 > 塗料の種類について > 新築外壁に最適な「ALCワンデーシステム」についてわかりやすく解説

新築外壁に最適な「ALCワンデーシステム」についてわかりやすく解説

ALCワンデーシステム

日本ペイントが開発したALCワンデーシステムは、ALCの下塗りに使う「フィラー」と上塗りに使う「トップ」がセットになった新築専用の塗料です。

 

ALCワンデーシステムはコストパフォーマンスがよいので、新築の予算にひたすら頭を悩ませている方にはかなりおすすめです。

 

この記事ではALCワンダーシステムの特徴と、実際に塗装する工程についてわかりやすく解説します。

 

ALCワンデーシステムの特徴1.2回工程のため工期が短い

新築外壁に最適な「ALCワンデーシステム」についてわかりやすく解説

ALCワンダーシステムの最大の特徴は、2回工程で済むため工期を短くできるというところです。

 

通常、外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回工程が基本です。

 

ALCであれば、下塗りの前に下地をならすフィラーを塗らなければならないため工程は4回に。

 

それに比べ、ALCワンダーシステムは下塗り・上塗りの2回工程で終わらせることができます。

 

工期を短くできる=お金もその分かからないということなので、このメリットはとても大きいものだといえます。

 

ALCワンデーシステムの特徴2.弾性が高くクラックに追従してくれる

コンクリートやALCなどの外壁は、太陽光や雨風に影響されて常に変化しています。

 

時には素材が耐えきれずクラック(ひびわれ)が入ることも。この時、塗装に弾性がないと、その変化についていけず表面でひび割れしてしまいます。

 

ALCワンダーシステムは弾性が高く、外壁に変化が起こると柔軟に追従し、外壁の表面を保護してくれます。

 

ALCワンデーシステムの特徴3.ALC面の目止めをしてくれる

ALCは耐火性・断熱性に優れ、少ない労力で施工でき、きちんとメンテナンスすれば50年は持つといわれている素材です。

 

外壁として優秀なALCですが、吸水性が高いという弱点があります。ALCの表面にはたくさんの目があり、ここから水が浸入すると内部で膨張してひび割れを起こしたり、鉄筋を腐らせたりします。

 

そのため、ALCの塗装ではまずフィラーと呼ばれる塗料で目をならし、表面を滑らかにしてからようやく下塗りに入ります。

 

つまり、通常ALCの新築塗装時には、フィラー、シーラー(下塗り塗料)、中・上塗り塗料がそれぞれ必要になります。

 

しかし、ALCワンデーシステムはフィラーと上塗り塗料で完結できるのが強みです。「ワンデーフィラー」でしっかり凹凸をならし、シーラーの工程を飛ばして上塗り塗料の「ワンデートップ」で仕上げることができます。

 

フィラー、シーラー、上塗り塗料を別々に探して購入せずとも、ALCワンデーシステムで全部揃うのが魅力です。

 

ALCワンデーシステムの特徴4.水性塗料のため安全

外壁塗料にはシンナーで薄める油性と水で薄める水性があります。

 

水性塗料は通気性がよく環境にやさしいというメリットがあります。また、今では技術が高まり、水性塗料の耐久性もかなり油性に近づいてきました。

 

ALCワンデーシステムの特徴5.耐久性・防藻性・防かび性に優れる

水性塗料ながら耐久性が高く、外壁塗装に必須の防藻・防かび性をしっかり備えている点も評価できます。

 

ただし、既に生えているかびを除去することはできません。新築時にかびが生えている状況はあまりないとは思いますが、仮にそのような場合はしっかりと下地を処理してから塗装しましょう。

 

ALCワンデーシステムによる「ローラーなみがた仕様」の工程について解説

ALCワンデーシステムの標準的な新築塗装の方法を説明します。

 

ALCワンデーシステムはローラー専用です。吹き付けによる塗装はできないので注意してください。

 

また、塗装するPC面・RC面は普通コンクリートに限ります。軽量PCやアーキコンクリート、GRC、押出し成型板には塗装できません。

 

工程1.素地をきれいにする

まず、フィラーを塗るために外壁の素地をきれいにします。

 

塗装部分に付着しているごみ、未硬化セメント粉末、砂じん、油脂分などを、ワイヤーブラシ、皮すき、サンドペーパー、ウエスなどで丁寧に取り除き、乾燥した清浄な面として整えます。

 

工程2.ニッペALCワンデーフィラーで下塗りする

表面がきれいになったら、ニッペALCワンダーフィラーをウールローラーで塗っていきます。しっかりと規定の使用量を確保するため、中毛~長毛のローラーを使います。

 

使用量の目安は0.3~0.5㎏/㎡です。塗り終わったら3時間置いて乾かします。

 

工程3.ニッペALCワンデートップで上塗りする

フィラーが乾いたら、ニッペALCワンデートップを砂骨ローラーで塗って仕上げていきます。

 

つやはつや有り・5分・つや消しから選べるので、デザインに応じて使い分けます。

 

ALCワンデーシステムでの塗装を依頼するときは相見積りを取ろう

ALCワンデーシステムは水性塗料かつ少ない工程で新築外壁を塗装できます。

 

フィラーと上塗り塗料の2回工程で仕上げることができ、工期を短くできるため、コストパフォーマンスに優れています。

 

新築の外壁塗装はコスト、素材、塗料の兼ね合いによって最適な塗装が変わります。

 

例えば、ALCワンデーシステムは弾性がありひび割れにも強いですが、環境や想定外の事態には対処できません。

 

適切な施工をするためにも、複数業者の相見積もりをし、その中から依頼する塗装業者を選ぶとよいでしょう。

 

※ご入力頂いた方全員に業界裏情報まとめ小冊子プレゼント中!

「外壁塗装の達人」は、外壁塗装に関する相談を承る無料のサービス機関です。
中立的な立場でご回答させていただいております。

※ご入力頂いた方全員に業界裏情報まとめ小冊子プレゼント中!

「外壁塗装の達人」は、外壁塗装に関する相談を承る無料のサービス機関です。
中立的な立場でご回答させていただいております。

totop

Copyright©センターグローブ All Rights Reserved