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外壁塗装にベストな時期・季節・タイミングをまとめて解説

外壁塗装

外壁塗装は建物を長く保つために必要なメンテナンスです。日々外気に晒され、紫外線やアマ風の影響を受け続けている外壁は、年月とともに必ず劣化していきます。

 

定期的に劣化症状を確認し、適切な時期にメンテナンスを行う必要があります。

 

外壁塗装は年中行えますが、より適した時期があります。また、劣化の状態によってメンテナンスを行うタイミングが計れます。

 

ここでは、外壁塗装にベストな時期や季節、タイミンングについてまとめて解説します。

 

外壁塗装の時期は築10年が目安

外壁塗装を行う時期の目安は築10年です。

 

塗装に使われる塗料には耐用年数があり、10年前後のものが多いです。また、メンテナンスの必要がないと思われがちなサイディング外壁にも、経年劣化は確実に現れます。

 

外壁の劣化は避けられません。完全に劣化してからメンテナンスを始めるよりも、早い段階から外壁の劣化現象をチェックし、早めのメンテナンスを検討しましょう。

 

シリコン系塗料外壁の場合

シリコン系塗料は、外壁塗装に使われる最もスタンダードな塗料です。塗料別のシェアはおよそ70パーセントで、特に塗料の指定をしなければシリコン系塗料で見積もられることの多い、非常にポピュラーな塗料です。

 

シリコン系塗料の耐用年数12〜15年です。しかし、完全に劣化する前に補修したほうが安上がりになる場合が多いです。築10年を過ぎると、塗膜の剥離やシーリング材の割れといった重い劣化症状が現れます。そういった現象が起きる前に補修をしておく方が、メンテナンス項目が少なくなり費用もお得になります。完全な劣化現象を待たず、早めのメンテナンスを心がけましょう。

 

サイディング外壁の場合

メンテナンスフリーと考えられがちなサイディング外壁ですが、日々外気の影響を受けているのはサイディングも同じです。はっきりと目に見える変化がなくとも、年月が経てば劣化現象は確実に起きています。

 

サイディング外壁は、7年程度で防水能力が弱まってきます。防水性の低下は、外壁に雨水が浸透しやすくなり建物内部に侵食、雨漏りの原因となる外壁の劣化現象の一つです。

 

また、サイディング材より先に、目地のシーリング箇所やサイディング表面の塗装に劣化が現れます。築7年〜10年をメンテナンスの目安と考えましょう。

 

外壁塗装にベストな季節は春か秋!

塗装工事は外で行う作業なため、天候の影響を受けにくい季節に塗装するのがおすすめです。

 

外壁塗装にベストな時期は春か秋。塗装工事に最適な気温・湿度で、窓を閉め切っていても室内で快適に過ごせるため生活に影響が出ません。

 

しかし、外壁塗装が行える季節の縛りはなく、基本的には年中行えます。それぞれにメリット・デメリットがあるのでそれを把握し、最適な季節を見極めましょう。

 

ここでは、季節ごとに外壁塗装を行うメリット・デメリットについて解説します。

 

「春」「梅雨」に外壁塗装を行うメリット・デメリット

「春」「梅雨」に外壁塗装を行うメリット・デメリット

 

「春」に外壁塗装を行うメリット・デメリット

メリット

外壁塗装は、気温5度以上かつ湿度80パーセント以下の状況下で行うのが適しています。

春は気温が高すぎず低すぎず安定しており、湿度は低めで塗料が乾きやすいので、塗装工事に最適な季節です。また、工事期間中に窓を閉め切った状態でも過ごしやすい点はこの時期ならではのメリットです。

 

デメリット

春は気温・湿度は適していますが、天候が不安定で変わりやすい季節です。雨が降ると塗料が流されてしまうため、工事ができません。その結果、工期が予定よりも伸びてしまう可能性があります。また、春先は風により黄砂や砂埃が舞い散りやすく、塗料に付着することも。

 

「梅雨」に外壁塗装を行うメリット・デメリット

メリット

梅雨の時期は雨が多いため外壁塗装に向かないイメージがありますが、気温5度以上・湿度80パーセント以下の条件を満たしていれば支障ありません。気温が上がり、塗料が乾きやすい点もメリットです。

 

デメリット

基本的に雨が降ると工事は中断、休みになります。梅雨の時期は雨が多いため、工期が大幅に延びてしまいがちです。また、雨の後は外壁が湿り塗装がしにくいデメリットも。工期が長引くと困る場合は、この時期は避けた方が無難でしょう。

 

「夏」「秋」「冬」に外壁塗装を行うメリット・デメリット

「夏」「秋」「冬」に外壁塗装を行うメリット・デメリット

 

「夏」に外壁塗装を行うメリット・デメリット

メリット

気温の高い夏は塗料がすぐに乾くため、乾燥時間を短縮できます。雨が続くこともほぼないので、大幅に工期が延びることもありません。また、塗料の伸びが良く順調に作業が進みます。そのため夏の塗装工事は、予定よりも短い工期で終わることが多いです。

 

デメリット

工事中は窓を閉め切る必要があるため、日中室内で過ごすのはかなり厳しいです。晩夏になると台風の影響が出ることも。また、お盆期間は業者が休みを取ることがあり、その間の工事がストップしてしまいます。

 

「秋」に外壁塗装を行うメリット・デメリット

メリット

春と同様、気候が安定しているため塗装のしやすい時期です。空気が乾燥しているので塗料が早く乾きます。また、秋は気温が下がり過ごしやすい気候の日が多く、窓を閉め切っていても室内で快適に過ごせるため、生活に支障がありません。

 

デメリット

9月から10月は台風の発生が多く、工期が伸びる可能性があります。台風が接近してくると風が強まるため、作業現場の安全性も心配です。せっかく塗った塗料が強風で剥げてしまうことも考えられます。

また、秋は最も塗装工事の依頼件数が多い時期です。塗装業者にとっては繁忙期なため、希望の日程で依頼できないことも。

 

「冬」に外壁塗装を行うメリット・デメリット

メリット

冬は空気が最も乾燥している季節で塗料が乾きやすいです。工事期間中に窓を閉めていても、室内の生活に影響がありません。

外壁塗装の依頼件数も少ない時期なので、人気の業者や希望の日程を取りやすい点もメリットです。

 

デメリット

日照時間が短く作業する時間が制限されてしまいます。気温も5度を下回ると作業できないため、工期が延びる可能性が高いです。雨や雪が降り出すと作業はストップします。結露や霜の心配もあります。

また、年末年始は休みを取る業者が多く、その間は作業できません。天候の影響で工期が延長し年末年始に差し掛かった場合、さらに大幅に工期が延びてしまいます。

 

外壁塗装のタイミングは外壁の劣化状況から判断しよう!

外壁の状態の特徴

 

外壁は年月とともに、少しずつ劣化現象が現れます。色褪せやチョーキングといった劣化進行度の低い現象から始まり、10年経つ頃には塗膜の剥離やシーリングの割れなどかなり深刻な劣化現象が見られるようになります。

 

定期的に外壁の劣化状況を確認し、外壁塗装を行うタイミングを判断しましょう。

 

外壁の変色(色褪せ)

外壁の色褪せによる変色は、塗料が劣化し始めているサインです。風によって黄砂や埃が飛んできて外壁に付着し汚れると、塗料の耐久年数が低くなります。早急にメンテナンスを行う必要はありませんが、この段階から塗装工事の検討を始めましょう。

 

チョーキング現象

チョーキング現象とは、外壁に触れた際にチョークのような白い粉が手に付着する現象です。これは、紫外線によって塗膜の表面が劣化したことが原因です。劣化進行度としては中程度ですが、放っておくとカビが発生したり、ひび割れが起きるなど別の劣化現象を引き起こします。そうなる前に、早めのメンテナンスを心がけましょう。

 

塗膜の膨れや剥がれ

塗膜に膨れや剥がれが見られるようになれば、早急な対応が求められます。膨れや剥離の部分から雨水が浸透すると、雨漏りの原因になります。外壁の強度も弱まり、クラックなどのひび割れを引き起こします。

 

ひび割れ(クラック)

0.3mm幅以下のクラックは「ヘアークラック」といい、そのまま放置するとクラック幅が広がっていきます。0.3mm幅以上のクラックは「構造クラック」と呼ばれ、ここまでくると早急な対応が必要です。ひび割れを放っておくと、そこから雨水がどんどん入り込み外壁や建物の強度を弱め、雨漏りが発生します。

 

シーリング材の割れや塗膜の剥がれ

シーリングとは、窓のサッシ回りやサイディングボード間の継ぎ目部分に注入されているものです。シーリングが割れたり剥がれたりすると、その箇所から雨水が入り込みます。早急に劣化したシーリング材を剥がし、新たなシーリング材を注入する必要があります。

 

外壁塗装の時期を決める際の3つのポイント

外壁塗装を行う時期は、自分一人では決められません。家族の生活にも影響が出るため、家庭の状況を考慮する必要があります。また、外壁塗装と同時に屋根塗装を行えば、別々に工事するよりも費用を節約できます。こうした費用を抑える工夫についても考えておきましょう。

 

ここでは、外壁塗装の時期を決める際の3つのポイントについて解説します。

 

ポイント1. 家庭の都合も考慮する

家庭の都合や状況も考慮

 

外壁塗装を行う時期は、家庭の都合や状況も考慮して決めましょう。

 

工事期間は建物の周囲に足場を設置し、毎日塗装業者が出入りして作業を続けます。工事中は常に窓を閉め切らなければいけないため、日常生活への影響は避けられません。

 

また、外壁塗装はほとんどの場合数日程度で完成することは不可能です。工事にかかる平均日数は10日〜14日で、天候によっては延びることも考えられます。

 

外壁塗装を検討し始めたら、より早い段階から家庭にとって最もベストな時期に着工できるように、家庭でよく話し合い余裕を持って準備しましょう。

 

ポイント2. 屋根塗装も同時に検討すると足場代がお得になる

屋根も外壁と同じく築10年がメンテナンスの目安です。外壁塗装と屋根塗装を同時に行うと、足場の設置が一度で済むため、1回分の足場代を節約できます。足場の相場は1平方メートル当たり800円〜1000円で、面積200平方メートルの一般的な住宅を想定すると、足場代は16万円〜20万円です。

 

屋根にも経年劣化は起こり、定期的なメンテナンスが必要です。外壁と同時に行えば16万円〜20万円の費用を節約できるので、外壁・屋根の同時塗装を考えてみてはいかがでしょうか。

 

ポイント3. 塗装の繁忙期は費用が高くなる可能性もある(相見積りがおすすめ)

塗装の繁忙期は10月から11月です。この時期は塗装工事に適した気温・湿度で、窓を閉め切っていても室内で快適に過ごせるので、1年の中で最も依頼件数が多いです。

 

繁忙期は費用が高くなる可能性があります。一つの業者の見積もりだけで判断するのではなく、複数の業者に見積もりを取ることをおすすめします。

 

また、繁忙期は希望の日程での工事が難しいことも。早めの依頼を心がけましょう。

 

外壁塗装のベストな時期を見極めてリフォームを成功させよう!

外壁塗装のメンテナンスは築10年が目安です。この時期になると、外壁に様々劣化症状が現れるため、常に外壁の様子を確認し適切な時期にメンテナンスを行う必要があります。

 

外壁塗装を行うベストな季節は春と秋です。気候の影響を受けにくく、塗装工事に適した気温・湿度の中で工事が行えます。その他の季節に行うことも可能で、それぞれのメリット・デメリットを把握し最も適した季節を考えましょう。

 

また、家庭の都合や状況を考慮し早い段階から計画を立て、余裕を持って準備することをおすすめします。

 

外壁塗装にベストな時期・季節・タイミングを見極めて、外壁リフォームを成功させましょう。

 

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