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外壁塗料の耐用年数とライフサイクルコストについて

外壁塗装の耐用年数とライフサイクルコスト近年の外壁塗装会社は、「耐久年数」というより「価格を安く安く」と言う会社が多いのが現状です。

 

使う塗料も水性塗料を使用したり、工程数を減らしてみたり・・・。

 

現在の塗装業界は、価格にウエイトを置きすぎていて、価格破壊が起きてきています。

 

その影響で、外壁塗装後3年後5年後に「なんでこんなに色あせするの?」となる住宅が跡を絶ちません。

 

そういった事も含め、今回は外壁塗装の耐用年数とライフサイクルコストについてお話させて頂きたいと思います。

 

耐用年数はしっかりと確認する事が重要!

ハウスケア静岡外壁塗装施工事例

弊社で工事をさせて頂く際、ご近所様に挨拶回りにいった時に、「うちは3年前に外壁塗装したんだけれども、なんでこんなに色むらになってしまうの?」という声を聞くんです。

 

そのお客様に「耐用年数はどの位か業者は言ってましたか?」と聞くと、「耐用年数については言っていない」とおっしゃるんです。

 

本来であれば、使用する塗料と下地によって耐用年数って変わってくるんです。

 

結局このお客様は2年後に塗装工事をし直す事になりました。

 

現在塗装工事をさせて頂いている住宅も、5年前に塗装工事をしたばかりの住宅なんです。

 

このお客様は5年前に屋根塗装で80万円かけられています。

 

しかし、知り合いの会社に頼んだという事もあり信頼されていたのか、どんな塗料で、どれ位の耐用年数で、というお話は聞いていない。

 

80万円の屋根塗装といえば、しっかりした塗装工事が出来る金額です。

 

でもこちらの屋根は、すでに塗膜が剥がれており「防水と保護」と言う目的からは程遠い状態でした。

 

それこそライフサイクルコストを考えた場合、どれだけの費用がかかってくるか分かりません。

 

塗料の内容や耐用年数をしっかりと業者に聞いた上で塗装工事する事によって、余計なお金を払わなくて済みます。

 

どういった基準で塗料を選ぶと良いでしょうか?

水性塗料と油性塗料お客様の中でも「インターネット」「チラシ」「新聞」等でお調べいただいている方は、「耐用年数が10年位の塗料はウレタンとかシリコンでしょ?」と思っていらっしゃる方が多いです。

 

しかし、実際に同じシリコンでA社B社C社から見積もりを取ると、見積もり金額が30万円から40万円位変わってきたりするんです。

 

同じシリコンでも、「水性」で出来ているものもあれば、「溶剤」で出来ているものもあるんです。

 

時間の経過と共に分かる事ですが、やっぱり溶剤の方が長持ちします。

 

溶剤の中でも、現場で2つの缶を混ぜあわせる事によって塗料の効果がアップする、2液の塗料もあります。

 

そういった種類の塗料を使うとまた随分長持ちするんです。

 

ですので、A社が提案しているシリコン塗料と、B社が提案しているシリコン塗料は耐用年数も価格も違うという事に気を付けておきましょう。

 

外壁や屋根だけでなく、付帯塗装にも注意が必要です。

外壁塗装付帯塗装これは極稀にあるお話ですが、実際の例をあげてみます。

 

あるお客様が外壁塗装と屋根塗装の見積もり下さいと塗装会社に依頼したところ、シリコンの2液を提案されました。

 

「シリコン2液」だから間違いないだろうという事でその業者へ工事を依頼しました。

 

しかし、その業者が出した見積もりには、破風板とか雨樋をどんな塗料で塗るのかは表記されていなかったのです。

 

本来ですと最低でも溶剤シリコン2液を使用しますが、少しランクの下がったウレタン樹脂や水性塗料を使用し安価にするケースもあります。

 

当然耐用年数にも差が出ます。

 

こういった点も、お客様の立場からすると、分からない部分がたくさんある業界だと思いますので注意が必要です。

 

下地処理と耐用年数は密接な関係があります。

サンワイド塗料缶私が一週間前に見た現場ですが、塗膜がどうのこうのという状況では無く、下地処理に問題があった現場のお話をします。

 

具体的に申しますと、水洗いが悪かったんです。

 

もうひとつは、下地材のシーラーの塗りが中途半端でした。

 

もうひと工程塗り重ねておけば大丈夫であった、という現場でした。

 

「アクリル塗料の耐用年数は何年」、「ウレタン塗料の耐用年数は何年」、「シリコン塗料の耐用年数は何年」と一般的に言われている年数は、下地処理がシッカリしている状態でトップコートを塗って初めて「耐用年数は○○年です」、と言えるのです。

 

下地処理がなっていない場合、いくら10年もつシリコン塗料を塗っても10年はもちません。

 

ですので、複数社から見積もりを取り寄せた場合、同じ塗料で料金に大きな違いがある場合、安いお見積りには何かしらのワケがあると考えた方がよいかもしれません。

 

屋根であればコロニアルという材料であったり、外壁であればモルタルや窯業系サイディングという、表面をしっかり固めてあげる為の下地材、それをがっちり塗ります。

 

一回塗れば大丈夫と思われる方もいらっしゃいますが、染み込みが激しかったり、劣化が激しい素地に対しては、追加して2回3回と塗っていかないと、トップコートに耐用年数は反映されません。

 

仮にお隣さんで同じ塗料を塗っても、下地処理方法により耐用年数は変わってきます。

 

ライフサイクルコストについて

塗料の品質が低い順でお話すると、大きく5つに分かれます。

 

1・アクリル樹脂:とにかくリーズナブルで色がついていれば良いというレベル。耐久年数はあまりありません。

2・ウレタン樹脂:

3・シリコン樹脂

4・フッ素樹脂

5・無機塗料:一番耐用年数が長い

 

長期的に計算しても一時の金額は高いように見えますが、費用対効果は大きく反映されます。

 

例えば、シリコン樹脂を使用した場合、約10年が塗替え目安となります。

 

しかし同じ人件費と同じ足場代で使用塗料を無機塗料にするだけで25年も長く持つことが可能になります。

 

ライフサイクルコストを考えると、何度も塗る必要性が無いため、生涯費用を最小限に抑えてお家を長期的に守る事が出来ます。

 

実際にあった失敗談 

外壁塗装を真剣に考える10日程前に弊社が失敗したお話なんですが、「下地は何缶使う」「色は何缶使う」という形で計算しお客様にお見積りをお出ししてご契約させて頂きましたが、実際にはお見積り時の1.8倍多く材料が必要だったという事がありました。

 

この住宅に関しては、仕上げまでに赤字になってしまいました。

 

当初の調査で見誤り、予想以上に材料を吸い込んだ結果でした。

 

お出ししたお見積りは5缶でしたが、実際の作業では9缶も必要になりました。

 

もしこのまま5缶で、しっかりとした下地が無いままトップコートを塗っても色がムラになり、剥離してしまう可能性があります。

 

もちろん耐用年数にも関わってきます。

 

当然「金額をこれだけしかもらっていないからここまでしかやらない」という訳には行きません。

 

見誤り、間違えたお見積りをお出しした私達の責任です。

 

しかし、実際の現場では起こり得る事ですので、こういった事にも責任をもって取り組める会社を選ぶ必要があります。

 

外壁塗装の耐用年数を考える基準とは?

塗料の耐用年数を選ぶ際に、考えなければいけないのが「お客様の生活」でございます。

 

生活があって今住んでいる家を長く守っていきたいという想いがございます。

 

ですので、家を長持ちさせる為にどれ位の予算をかける事が出来るか決める事が大事だと思います。

 

どんなに高価で良い塗料であっても、ご自身の生活を圧迫する訳にはいきませんので、「この位の費用ならかけれるな」というラインをお決め頂く事が大事だと思います。

 

外壁塗装会社は見積書を見ただけでは分からない!

最後に私から申し上げたいのは、「良い会社」「悪い会社」は見積書を見ただけではわからないという事です。

 

所詮は「紙」ですので。

 

よく聞く話ですが、お客様が見積もりを依頼すると、「外から勝手に見ていいですから」という事で、寸法を取って帰ってしまう業者さんもいます。

 

「坪数に対してこの位だから、見積もりはこんな感じかな」という様に適当に見積もりを出して持ってくる業者も多いんです。

 

本来、お客様が外壁のどこか気にされている部分がある訳ですから、どの部分とどこをどんな風に直したいのかをお聞きした上で、同じ様な現象が起きない様にする為の工事をご提案するのが普通だと思います。

 

住宅周りの塗り面積を測っている時も、採寸している業者と一緒に周った方が良いと思います。

 

窓の平米数はちゃんと減らしているのか?この塗らない部分はちゃんと削ってくれているのか?ちゃんと屋根までの高さを測っているのか?コーキングまで見ているか?こういった部分から、見積もりは変わってきていますので。

 

こういった寸法を測ると、シンプルな構造の家であれば20分程で終わりますが、通常は1時間ぐらいはかかります。

 

こういった事もせず、お客様のお話も聞きもせず、5分10分で帰っていったというのは、やはり問題ありだと思います。

 

こういった事が「見積書」という書式に反映される訳です。

 

ですので、書類だけ見ても分からないという事なんです。

 

大事なのは、業者が見積もりを取りに来る日は必ず在宅される事です。

 

そして、業者さんのお話を全て聞いて、不安点も全てお話して納得された方がいいでしょうね。

 

見積書を見る時、「見積額をどの様に算出したか」「解決したい部分はしっかり解決出来るのか」を確認して、しっかり聞かないと、後で後悔してしまいます。

 

一生暮らしていく大切な住まいですから、本音で話せる信頼できる業者をみつけてください。

 

株式会社マイホームケア 取締役社長 佐竹信昭

 

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