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チョーキング現象の原因と3つの対策!画像でわかる外壁チェック

チョーキング現象

 

外壁塗膜に発生する「チョーキング」とは、どのような現象なのでしょうか。

チョーキングは、外壁塗膜の劣化の目安となる大事な合図となります。

 

どのような症状でありどのような原因や対処法が必要なのか、詳しくご紹介をしていきます。 

 

チョーキング現象とは

外壁表面に触れた時に、手に白い粉状の物が付着する事があります。

これは外壁の汚れではなく、外壁塗膜の代表的な劣化の現象の1つである、チョーキングという現象が起きている証拠です。

 

チョーキング現象は、別名白亜化現象ともいいます。

 

チョーキングは、経年劣化により塗膜内にある樹脂の結合力が低下する事により、塗膜の中にある白色顔料(酸化チタン)が塗膜の表面から粉の様に消耗していく現象です。

 チョーキング

普段は塗膜の1番表面にある保護膜によって守られており、その中に樹脂や塗膜を安定させる添加剤があります。

添加剤が劣化により分解されてしまう事で、顔料がむき出しになってしまいます。

そこから更に顔料が劣化してしまい粉状に発生してしまうのが、チョーキング現象です。

 

チョーキングにて発生する粉がチョークの粉によく似ているという事で、チョーキングという名前が付きました。

 

明らかな塗膜劣化が発生している証拠ですので、そろそろ塗装工事をしなければいけないという目安となります。

 

ちなみに、クリアー塗料の場合は色素が含まれていない塗料ですので、顔料が含まれていない事によりチョーキング現象は起きません。

 

チョーキングの確認方法

チョーキング 

チョーキングの確認は外壁表面に触れるだけでわかりますので、素人さんでも簡単に確認する事が出来ます。

チョーキングの症状は、建物の方向や部位の環境によって差が発生します。

 

その為、チョーキングが起きやすい部位で確認を行う事をオススメします。

これらの部位で、チョーキングの確認を行うようにしてみましょう。

 

チョーキングの確認部位

・1階の南面の日当たりが良い部分

・2階以上で西日が良く当たる部位

・バルコニー廻り

 

これらの3つの部位はチョーキングが起きやすいので、確認の際は要チェックとなります。

 

粉状の物が薄っすら手に付く程度であれば、軽度のチョーキングですので外壁塗装を行う必要はありません。

手に白いチョークのような粉状の物が真っ白に付着しましたら、メンテナンスが必要なチョーキング現象が起きている証拠となります。

 

チョーキングが起きていなければ、ほこりっぽい色の汚れが付着します。

 

明らかなチョーキングが発生している場合は、サッと触れるだけで真っ白な粉が付きますので、素人さんでもすぐにわかります。

業者に依頼しなくても簡単に確認出来ますので、日常的に定期的に確認を行うように心がけましょう。

 

外壁の種類別のチョーキングの雰囲気や目安は、以下のような感じとなります。

 

モルタル外壁の場合

モルタル外壁の場合は触れると手に白い粉状の物が付き、外壁を確認すると色が抜けたような褪色が発生しているのがわかります。

明らかな外壁の色の褪色が発生している場合は、塗膜の効果が失われているチョーキングの証拠となります。

 

窯業系サイディン外壁の場合

サイディングも触れると手に白い粉状の物が付着し、外壁自体からも色味が剥がれて無くなっている事がわかります。

モルタル外壁よりも外壁自体からの褪色が激しく、粉状になって飛んでいくほど外壁の塗膜自体からの褪色が激しく発生します。

 

触れて著しい外壁塗膜の褪色が見受けられた場合は、メンテナンスが必要なチョーキングの発生となります。

 

アルミサイディング外壁の場合

アルミサイディングは、白いカラーのサイディングが早くチョーキングが起きてしまう傾向があり、暗っぽい色合いになるにつれてチョーキングが起きにくい傾向があります。

 

触れると手にチョーキングが付着し、外壁自体の褪色は他の2つの外壁と比べるとあまり見受けられません。

15年程度でチョーキングが発生しますので、他の2つの外壁よりはチョーキングが起きにくい傾向があります。

 

チョーキングというのは、外壁塗膜が劣化してしまって粉状になってしまう現象ですので、塗膜の色によってチョーキングの色にも違いがあります。

 

白い粉状で発生する事が大半ですが、色が濃い目の外壁塗膜の場合はその色に似合った粉状のチョーキングが発生する事があります。

茶色の外壁塗膜の場合は茶色、黒の外壁塗膜の場合は黒など、白のチョーキングではない場合もございます。

 

白い粉状じゃないからチョーキングではないと思われる方もいるようですが、外壁のカラーと似たような粉状が発生していれば、それはチョーキング現象です。

 

外壁塗膜の劣化症状の段階

チョーキング

 

チョーキングから外壁塗膜の状態を更なる劣化へと発展させない為には、外壁塗膜の劣化症状の段階を把握する事が大事となります。

外壁塗装の劣化症状の段階は、このような流れとなります。

 

外壁塗膜のツヤが無くなる

外壁塗膜のツヤは無くなっていますが、塗膜としての効果は発揮されている状態です。

 

外壁塗膜の変色

ツヤの無さが進んでしまうと、塗膜の色あせが発生してしまいます。

 

チョーキング現象

外壁塗膜の表面が劣化する事で、塗膜が白い粉状に劣化してしまいます。

塗膜が破壊されてきていますので、塗膜の防水効果が欠けている状態です。

 

外壁塗膜のヒビ割れ

チョーキングが進むと、外壁塗膜にヒビが生じてしまい外壁自体にもヒビが発生してしまいます。

ヒビが生じてしまうとヒビから雨水が外壁に浸透してしまい、外壁内部にも雨水が浸透してしまい、雨漏りと化してしまいます。

 

外壁の剥がれ

外壁のヒビわれが進むと、外壁の素材自体がどんどん破壊されてしまいますので、外壁自体の剥がれに繋がってしまいます。

外壁としての効力はゼロとなってしまい、外壁自体の取り換えが必要となってしまいます。

 

このように、塗膜というのはどんどん劣化していきます。

チョーキングの状態で塗装のメンテナンスを行っておくと、外壁素材や建物に余計な影響を与えずに済みます。

 

外壁の劣化を最小限にとどめれば、コスパが良い理想的なメンテナンスとなります。

 

チョーキングを早めてしまう原因

チョーキング現象は、経年劣化によりどの外壁にも起きてしまう現象です。

通常は、10~12年ほどのタイミングで発生する事が大半です。

 

しかし、一般的なタイミングよりも思いのほか早く発生してしまう事があります。

これらの4つの原因は、通常よりチョーキングを早めてしまいます。

 

チョーキングを早める要因

・紫外線が当たりやすい外壁環境

・アクリル塗料等寿命が短い塗料を採用した場合

・海岸に近く塩害を受けてしまう場合

・明らかな施工不良

 

紫外線や塩害等の外壁環境や寿命が短い塗料の選択は仕方のない事ですが、明らかな施工不良は施工上のミスとなります。

5年以内にチョーキングが始まってしまったら、施工上のミスと捉えるようにしましょう。

 

酷い場合は、1~2年未満でチョーキングが起きてしまう事もあります。

その場合は、施工業者に問い合わせて判断をゆだねましょう。

 

このような塗装の施工不良や不手際によりチョーキングを起こしてしまいます。

 

塗装の施工不良要因

・下地処理の悪さ

・下塗り材を塗布していない

・下塗り材に適したとそいう工程の塗料を採用していない

・外壁素材や環境に似合った塗料を塗布していない

・雨の日など湿度が高い時に塗装を行った

・適切なオープンタイムを取っていない

・低温若しくは高温等適した温度じゃない環境で塗装を行った

・不適切な塗料での塗布

・塗料の撹拌不足

・必要以上に塗料を希釈しすぎた事による塗膜の性能の低さ

 

これらの施工ミスによっても、簡単に塗膜が劣化してしまい短期間でのチョーキングを発生させてしまいます。

施工ミスによりチョーキングが発生してしまう場合は、塗料に関して詳しくない業者という証拠となります。

 

施工し直しを行う際も万度に施工が出来ない場合がありますので、要注意です。

施工ミスを起こした業者に不安を感じる場合は、別の業者に確認をしてもらい施工不良を確認してもらうのも1つの方法です。

 

チョーキングが見受けられたらメンテナンスの合図!

塗装セット

 

チョーキングの場合見た目的に塗膜の劣化がわかりにくいので、粉状の物が付着した位ではメンテナンスが必要と思われない方もいらっしゃいます。

しかし、チョーキング現象を放っておくと、外壁自体の防水効果が著しく落ちてしまいます。

 

その為、外壁自体に負担を掛けてしまい外壁や建物に大きな負担を掛けてしまいます。

チョーキングが見受けられたら、速やかに外壁塗装のメンテナンスを行わないといけません。

 

早くメンテナンスを行う事で、メンテナンスの費用を最小限にとどめる事が出来ます。

少ない費用でメンテナンスを済ませるためにも、チョーキングが確認されたら即座にメンテナンスを行うようにしましょう。

 

チョーキングは洗浄で綺麗に落とさなければいけない 

チョーキング現象で発生した白い粉状の物は、塗装のメンテナンス前に綺麗に洗い落とさなくてはいけません。

その理由は、チョーキングの粉の影響で新規塗膜の密着度が低くなってしまい、塗膜の剥がれに繋がってしまい不具合が起きやすくなってしまうからです。

 

外壁メンテナンスで塗装を行う際は、必ず洗浄をしてチョーキングの粉を綺麗に落とす事がとても大事となります。

チョーキングの洗浄は、外壁の種類によって方法が違います。

 

外壁の種類別に、適した洗浄方法をご紹介致します。

 

サイディング 

ホースとブラシなどでの洗浄が適しています。

高圧洗浄機を使うと、サイディングのジョイント部分から水が浸入してしまう事があり、雨漏りと化してしまいます。

余計な水圧を掛けないよう、ホースの水を使ってブラシ等を用いて洗浄する事をオススメします。

 

サイディングの様なジョイントが無い外壁

サイディングのようにジョイントが無い外壁は、高圧洗浄機を使って洗浄を行います。

外壁にジョイントが無いので、強い水圧をかけても建物の中に水分を与えずに済みます。

著しいクラックが発生している場合は、水圧の影響で建物の中に水を浸入させてしまいますので、ホースでの洗浄をするようにしましょう。

 

チョーキングを洗浄すると、白い水が流れます。

白い水が流れなくなったら、チョーキングの粉が綺麗に落ちた証拠となります。

綺麗に洗い流した後、塗装のメンテナンスとなります。

 

チョーキングが発生した後の塗装は下塗りが重要

下塗り

 

チョーキングが発生した後の外壁表面は、粉化した事で劣化が激しくなっております。

その為、きちんと下塗りにて処理を行わないと新しい塗膜の寿命に大きな影響を与えてしまいます

 

洗浄後は、新規塗料をしっかり密着させる為に必ず下塗りを行う事が大事となります。

外壁素材や塗布する塗料に種類により、シーラーやフィラー、プライマー、サーフェイサー等、適した下塗り材を採用します。

 

下塗りを塗布せずに塗装工程を行ってしまうと、新規塗膜の密着度が低くなってしまいますので、短い期間で塗膜剥離を起こしてしまう事があります。

 

業者の中には、旧塗膜があるから下塗りは不要という業者もいるようですが、そのような事は一切ございませんので、勘違いしないようにしましょう。

 

チョーキングが起きているからこそ、なおさら下塗りは必要不可欠な工程となります。

 

チョーキングに気が付いたら速やかな塗装のメンテナンスを

チョーキング現象に気づいたら、速やかに外壁塗装のメンテナンスを行いましょう。

チョーキングが発生する建物は築年数が経っている証拠となりますので、今後のメンテナンスの事も踏まえて地元の業者に洗浄や塗装工事を依頼しましょう。

 

地元の業者であれば、何かあった場合にもすぐに対応してくれますので、とても頼りになります。

 

地元のどの業者に依頼していいのかわからない場合は、当サイトの外壁塗装の達人にご相談をしてみませんか。

外壁塗装の達人では、お客様の納得が出来る優秀な地元の業者をピックアップし、ご紹介致します。

 

もちろんご利用は無料ですので、気兼ねなくご利用してみませんか。

頼りになる地元の業者の技術により、チョーキングを綺麗にして理想的な塗膜を作ってくれますよ。

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