屋根塗装が剥がれる8つの原因!対策のカギは信頼できる業者選び - 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!! 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!!
屋根塗装の剥がれを放置していると、ゆくゆくは雨漏りやクラックといった重大なトラブルに発展してしまいます。住宅を長持ちさせるコツは、こまめにメンテナンスをしてトラブルを予防すること。
ただ、そもそも屋根塗装が剥がれやすい手抜き工事をされてしまっている場合、塗装の剥がれや浮きを予防できません。
今回は屋根塗装が剥がれる8つの原因と対策、屋根塗装の補修方法をご紹介していきます。
悪天候で無理やり塗装したため定着しなかった
まずは、屋根塗装が剥がれる原因を知っておきましょう。
屋根材には劣化しづらい素材が使われている場合も多いですが、経年劣化による塗料のダメージを完全に防ぐことはできません。住宅の一番高い場所にある屋根は、日光の熱や紫外線、台風などの強風と風雨、鳥などの動物が落としていくフンなどでダメージを受けやすい場所。
蓄積した日頃のダメージや経年劣化によって塗料の耐久性が損なわれると、屋根の塗装が剥がれやすくなってしまいます。屋根材や塗料にもよりますが、屋根塗装は8年から10年ほどで耐久年数を迎えてしまうので、塗料の寿命がくる前に屋根の掃除と再塗装をして屋根をキレイに保ちましょう。
強風によって石などが飛んできたり、台風で屋根瓦が落ちて割れてしまったりして屋根にクラックや破損が生じると、破損部分から雨風が侵入して塗装が剥がれます。
塗装に使われる塗料は、外からかかった雨風や紫外線をシャットアウトする効果を持つものの、あくまでも屋根材の上に乗っている状態に過ぎません。亀裂や破損は大きくなればなるほど水分が侵入しやすくなりますし、屋根塗装は放っておいても補修されないため、放置は厳禁です。
また、水分が侵入しないように防ぐシーリング材が何らかのトラブルで剥がれた場合も、水分が入って塗料が浮いてしまいます。破損箇所がある場合は塗装の前に修理を行い、シーリングが剥がれてればシーリングをやり直してから再塗装するのが効果的な対策です。
屋根塗装に利用される塗料は、多くの場合3回ほど重ね塗りを行います。ただ、下に塗った塗料が完全に乾く前に上から次の塗料を塗ってしまうと、塗料がうまくなじんでくれません。また、屋根材が濡れていると、水分で塗った塗料が薄まってしまうため、塗料が定着しない場合もあります。
低価格さをウリにしている業者や手抜き工事を行っている業者の場合、あえて乾燥を待たずに塗料を塗って工期を短くしたり、熱を加えて中途半端に乾燥時間を短縮したりすることで価格を下げているケースも少なくありません。
相場と比べて安すぎる業者を利用すると、完成直後の仕上がりはきれいでも、1年2年ですぐに屋根塗装が剥がれてしまうリスクがあります。屋根塗装は、信頼できる業者に頼みましょう。
国土交通省が定めた「公共建築改修工事標準仕様書」によって、悪天候(気温5℃以下・湿度85%以上・結露が起きる状態)での屋根塗装は原則禁止されています。
何故かと言うと、悪天候で塗装を行うと、塗料ごとに指定されている時間乾燥させてもしっかり乾燥しない可能性が高まるからです。
結露などによって塗料と屋根材の間に水分が侵入すると塗装が定着しませんし、塗っている途中で雨がかかれば塗料が薄まってしまい、やはり塗料が定着してくれません。
気温が低すぎると塗料が固まって塗り拡げることが困難になるため、塗装に適した条件がある程度決められているわけです。
もちろん、必要に応じて雨や温度、湿度に対する対策を取れば塗装をすることはできますが、天候が安定している状態で塗った場合に比べて塗装が剥がれる可能性は高くなるでしょう。
対策としては、梅雨時に屋根塗装を頼む場合は施工実績の豊富な業者に依頼すること。また、なるべく天候が落ち着いている時期に屋根塗装を行うことです。
塗装面に汚れが付着していると、塗料が定着しづらくなり、剥がれやすくなります。そのため、屋根塗装を行う場合は事前に高圧洗浄機等を使って屋根の掃除を行うのです。
もしも洗浄が十分行われていなければ、仕上がりがキレイでも数年で塗装が剥がれてしまうでしょう。
塗料の扱いや塗装の仕方に関しては、知識がないと見ていても良し悪しがわかりません。ただ、洗浄に関してはきれいになったかどうかが一目瞭然なので、不安なら洗浄時に立ち会うことをおすすめします。
汚れと同様、屋根材がサビていたり、以前塗った塗料が残っていたりすると塗り直しても塗料が定着してくれません。サビや既存の塗料は高圧洗浄機だけで十分に撤去するのが難しいため、職人が手作業で落としていくことが多いです。
屋根の塗装工事中ずっとつきっきりで業者の仕事を見学しているのは困難ですが、下地の掃除をどれだけ丁寧にやってくれるかを見ておくだけでも手抜き工事を防ぐことができるでしょう。
また、施工の段階ごとに写真を残してくれるよう業者に頼んでおくという方法も有効です。
先程も軽くお伝えしましたが、屋根塗装は平均3度ほど重ね塗りをして仕上げます。下塗りとは屋根材に直接塗料を塗る1度目の塗装工程のことで、塗料の定着を手助けする準備段階です。
この下塗りに問題があれば、中塗り・上塗りと屋根塗装を進めていっても塗料がキレイに定着しません。
屋根材によって相性の良い下地塗料やそうでない塗料などもあるため、どういう塗料を使うのか、また相性はどうなのかを見積もり時に質問しておくと良いでしょう。
依頼者が知らない知識をどれだけ丁寧に教えてくれるかも、信頼できる施工業者を見分けるポイントです。
塗料の相性は、下地と屋根材の間だけにあるものではありません。上塗り用の塗料と下地用の塗料にも相性があります。
特に、トタン屋根の場合は熱で膨張と収縮を繰り返すことになるため、塗料選びを間違えるとすぐに剥がれてしまうでしょう。劣化の少ない素材である屋根瓦は、そもそも塗料が定着しづらいため、塗り替えの期間が短くなりやすいという問題もあります。
塗料の薄め具合や塗り重ねる厚みなど、塗り方によって塗装がもろくなるケースもあるので注意が必要です。とはいえ、塗料の相性や塗り方まで素人が詳しくチェックするのは、けっして簡単ではありません。
手抜き工事をするような業者を避け、誠実に仕事をしてくれる業者を選ぶことがなによりの対策になります。
屋外にある以上、屋根塗装の劣化は避けることができません。ただ、丁寧に施工してくれる塗装業者を選べば、屋根塗装が剥がれる原因のほとんどを予防できます。信頼できる業者を選び、定期的にメンテナンスすることで重大なトラブルを避けましょう。
メンテナンスや万が一のことを考えれば、施工業者は地元の業者に依頼するのが一番です。外壁塗装の達人では、名前の通り地域の優良業者を厳選してご紹介しています。業者選びに悩んだ時は、ぜひ当サイトを参考にしてください。
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