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外壁塗料「バイオタイト」の特徴4つを塗装のプロがご紹介

バイオタイト
日本の高温多湿の環境ではカビと藻が繁殖しやすく、しばしば家主を悩ませます。
 
雨風の影響を受ける外壁や屋根、またお風呂場といった水廻りは特にカビ・藻対策が重要になってきます。
 
これらの対策としては様々な方法が考えられますが、最も確実なのは防カビ・防藻性の高い塗料で該当部分を塗装することです。
 
エスケー化研が開発した塗料、バイオタイトシリーズは優れた防カビ・防藻性を持っている耐微生物用バイオ塗料です。カビ・藻に悩まされる方におすすめできる商品となっています。
 
この記事ではバイオタイトシリーズの4つの特徴をプロの視点からご紹介します。
 

バイオタイトの魅力1.防カビ・防藻性が抜群

外壁塗料「バイオタイト」の特徴4つを塗装のプロがご紹介
バイオタイトシリーズの最大の特徴は優れた防カビ・防藻性です。
 
通常、カビと藻を一つの塗料で予防するのは難しいとされてきましたが、エスケー化研は独自の研究により、カビと藻の原因になる微生物から建物を守るバイオタイトシリーズを生み出すことに成功しました。
 

カビ・藻の弊害

カビや藻は建物の美観を大きく損ねるだけではありません。特に室内に発生するカビや藻が放出する胞子を吸い込むと、アレルギー性疾患や真菌症などの原因になります。
 

バイオタイトはカビと藻の発生を防ぐ

バイオタイトは微生物の発生を防ぎ、建物をカビ・藻から守ります。
 
通常の塗料にも防カビ剤は入っていますが、防カビ・防藻専用塗料であるバイオタイトはより広い範囲の微生物の発生を抑えることができます。日光が当たりにくい、あるいは湿気がこもりやすいといった条件の重なる場所に塗装することで、カビや藻の繁殖を抑えることができます。
 

バイオタイトの魅力2.耐候性に優れている

バイオタイトは特殊変性樹脂を用いており、外装用仕上げ材としての耐候性、耐久性が高くなっています。特殊変性樹脂を素材とする上塗り材であるバイオタイト#30の期待耐用年数は8-10年ほどです。
 
通常、防カビ剤の期待耐用年数は5-6年(室内で7-8年)と言われているため、バイオタイトの耐久性が高いことがわかりますね。
 

バイオタイトの魅力3.仕上げ材としての性能も高い

防カビ専用塗料は通常の塗料に添加して使うタイプのものがありますが、バイオタイトは直接塗布するタイプの塗料です。
 
そのため、仕上げ材としての耐久性・耐候性が高く、通常の防カビ塗料に比べてカラーバリエーションも豊富。下塗りから仕上げ塗料までバイオタイトシリーズで完結できるので作業性に優れます。
 

バイオタイトの魅力4.その他状況に応じた幅広い商品群

バイオタイトシリーズは水性・弱溶剤形の2種類にとどまらず、下塗り材であるプライマー、金属部位の塗り替えに使える下塗り材など、商品の種類が豊富です。
 
さらに、バイオタイトシリーズの商品は防カビ・防藻性塗料だけではありません。
 
殺菌剤である「SKK カビ除去剤」は既に繁殖してしまったカビ・藻を除去することが可能です。強力な漂白効果を持つため、カビに覆われた見るも無残な外観をきれいな状態に復元することができます。
 
カビは表面がきれいになっても菌が生きており、しばらくするとまた生えてくることが良くありますが、このカビ除去剤を使うことで外壁内部までしっかり殺菌できます。その上からバイオタイトを塗装することで、より高い防カビ・防藻性を壁面に備えることが可能です。
 

バイオタイトシリーズの製品ラインナップ

バイオタイトシリーズの仕上げ材には大きく分けて水性タイプ、二液溶剤形、弱溶剤形があり、それぞれ素材や用途が異なります。
 
その他に各種プライマー、カビ除去剤などもそろっています。
 

バイオタイト#10 (水性)

バイオタイト#10(艶あり、艶消し)は水性の合成樹脂エマルションペイントです。臭気が少なく安全性に優れており、一般内外壁、及び病院などで使用できます。
 

バイオタイト#20(水性)

バイオタイト#10と同じく水性で、ローラーで塗装するアクリル単層弾性仕上げ塗材となっています。弾性仕上げ塗材とは「ひび割れに強い塗料」であり、単層は複層に比べて塗る工程が少なく、工期を短縮できるというメリットがあります。
 

バイオタイト#30(二液溶剤形)

ポリウレタン樹脂を用いており、期待耐用年数は8-10年となっています。一般内外壁、食品工場、病院、浴室、木部、金属部、厨房と使用用途が広く、バイオタイトシリーズの中でも使い勝手の良い標準塗料です。
 
バイオタイト#30を使用する際には、バイオタイト#30専用シンナーで希釈する必要があります。
 
また、下塗り材としてバイオタイト#30専用プライマー「SK#1000プライマー」が発売されているので、合わせて使用しましょう。
 

バイオタイト#31(弱溶剤形)

ターペン系NAD型特殊アクリル樹脂を使って開発された防カビ・防藻塗料です。半艶と艶消しの2種類があり、バイオ#31用シンナーで希釈して使用します。
 

SKK カビ除去剤#5,#50

微生物に対する殺菌効果、及び汚染に対する漂白効果を持つ除去剤です。バイオタイトを塗装する前にこれを使うことで、カビで汚れた壁面をきれいな状態まで復元できる上に、外壁内部まで入り込んで殺菌するため、カビ・藻の再発を抑えることができます。
 
カビ除去剤#5は水で10倍に薄めて使うタイプです。#50はすでに調合済みでそのまま使うタイプで、#5で使えない金属部位にも使用可能です。
 

バイオタイトでの塗装を依頼するときは相見積りを取ろう

以上、微生物を防ぐ効果を持つバイオタイトシリーズを紹介してきました。
 
通常の防カビ塗料と比べ、直接仕上げ材として使えるとともに、防藻性にも同時に優れるため、カビ・藻が発生しやすい気候条件下の建物でも十分に効果を発揮します。
 
防カビ・防藻剤は建物の状態や施工方法により効果を発揮できない場合があります。そのため、バイオタイトでの塗装はプロの業者に依頼したいところ。プロの業者を探すには相見積もりを取るのがおすすめです。相見積もりを取ることで、コスト、条件提示の面で納得できる業者を選びやすくなります。

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