ベランダ(バルコニー)防水塗装とは?プロが3分で解説! - 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!! 外壁塗装の達人 | 都道府県別で塗装店の費用や特徴を比較出来る!!
屋上やベランダ、バルコニーといった、雨風にさらされている場所は劣化が激しいものです。
防水工事をするにあたって、費用やお客様自身で行えるチェックポイントなど、ベランダ塗装に大変お詳しい、株式会社AOIの代表取締役 石川 宗利様に詳しくお伺いしました。
ベランダ塗装は外壁や屋根の塗装よりも技術が必要と言われています。
しっかりと処理しないと、塗装がすぐに剥げてきたり、お客様とトラブルの元になります。
ベランダ塗装に詳しい駒沢美装の菅原豊様に詳しくお聞きしました。
ベランダ塗装にもいろんな種類がありますが、プラスチック製の板を張っているベランダが一般的ですが、コンパネの上にFRP加工してあって、その上にゴム製のウレタン防水を行っているところもあります。
お客様で悩んでいらっしゃる方が多いのがこのプラスチック製のベランダ塗装です。
木目調にプリントされているものが多く、陽に当たると色褪せて白くなっているものが大半です。
そういった場合、まず表面を研磨してある程度汚れを取ります。
プラスチック製のベランダは、夏と冬で大きく伸び縮みします。
夏暑い時は膨張して膨らんで、冬場や夏場の夜なんかは、寒くなって縮みます。
塗料を普通に塗ったのでは、剥がれる可能性が大きいんです。
ですので、プラスチック用のプライマーで下塗りして、ある程度伸び縮みに対応出来る柔軟性のある塗料で塗装する工程で行います。
こういったベランダ塗装は、外壁塗装よりも良い悪いが顕著に出る部分ですので、それだけ技術も必要です。
ベランダ塗装の価格はピンからキリまであります。
プラスチックに塗装するのもそうですし、アルミ製だと、プラスチックよりも塗料が密着しませんので、もっと工数と段取りがかかってきます。
FRPやウレタン防水やRC構造のコンクリートとかになってくると、また別の工程が必要です。
現在のベランダの劣化状況、ベランダの材質、処理の方法によって、価格は大きく変わってきますので都度見積もりになります。
防水塗装は、マンションやアパートに限らず、ベランダや一戸建ての屋上やバルコニーといった部分で必要になってくる塗装です。
基本的に防水塗装を施す屋上やベランダ、バルコニーといった場所は、「人が乗る」部分ですので、屋根のように勾配がつけられず、水が溜まりやすいのが特徴です。
屋根は通気性を重視した造りで、完全に塞ぎませんが、防水工事を行う場所というのは、完全に塞がなければなりません。
防水工事は長年の経験や職人の腕が顕著に出る仕事で、お客様とのトラブルにも繋がりやすい塗装になりますので、業者選定は慎重に行う必要があります。
※あなたの街の塗装適正相場を知りたい方は、こちらのフォームから「10秒カンタン無料診断」を行って下さい。
一般的に防水工事には3種類あり、FRP防水、液体防水、シート防水と分かれます。
それぞれの技術や施工方法が全然違います。
FRP防水とは、ガラス繊維のシートを接着剤で固くする事で、ポリエステル樹脂とガラスマットで構成されている防水層を造り、船の底と同じ様な材質にします。
屋上などの大きな面積の場合はFRP防水ではあまり行わず、シート防水かモルタル防水で行います。
逆にベランダ防水工事の様な狭い場所に対する防水工事はFRPがおすすめです。
FRPは耐久性は抜群に良いですが、デメリットとして「とがった物」でぶつけたり、重たいものを乗せたりすると、短時間で破損する場合がありますので注意が必要です。
防塵防水工事は、行う場所の状況によって工程が変わってきます。
ベランダの元々防塵防水が施してあって、10年ほど経過していて劣化が始まっている様なケースの場合。
高圧洗浄で綺麗に洗ってから、亀裂やキビが入っている箇所は補修を行います。
捲れている部分の補修はカッターで綺麗にしてからパテを使います。
プライマーを塗って、主剤のウレタンを塗って、乾いた後にトップコートの液体を塗って終わりです。
これが、下記工程が追加になる場合があります。
新築のベランダやコンクリートの床だけの場合、一度主剤のウレタンを塗って、ガラスクロスというシートを貼っていきます。
乾いたらガラスクロスを貼ってという作業を3回行います。
元々防水工事してあるベランダや屋上などは、ガラスクロスが敷いてあるので上記の工程はいらないのですが、何も防水加工していない床に上記の工程を追加するとなると、費用も作業日数も倍になります。
FRP防水で防水層はしっかりしていても、ある程度擦れて劣化している場合はトップコートだけでも塗り替えを希望される方が多いです。
もしベランダ床の素材がFRPの素材で、劣化も少なければトップコートのみで出来ますので、1万円から2万円で済みます。
ただ、防水剤の取扱が難しい上に、お客様とのトラブルの種になる可能性がある部分ですので、塗装業者によっては嫌がる業者さんもあると思います。
2液性といって主剤と硬化剤を混ぜる物ですが、混ぜる分量をおちょこ一杯分でも誤った時は、硬化不良を起こす可能性があります。
その上通常の塗装と比べて手間がかかります。
従いまして、塗装屋さんが防水を行うというよりは、防水屋さんに防水処理をお願いした方が安心です。
これは長年やっていても、季節に寄って、防水の硬さが変わってくるんです。
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ほとんどないことではありますが、お客様としては「気泡」がないか、「膨れ」がないかをチェックしてみてください。
もしそういった現象があれば、簡単に直すことが出来ますので、すぐに業者に連絡して下さい。
あとは、天候が急激に変わる環境での防水工事も注意が必要です。
昼間塗って、夜急激に気温が下がったり、上がったりすると、「膨れ」原因になったりします。
これは全て塗装会社の責任になりますので、すぐに塗装会社さんに連絡してみてください。
株式会社AOI 代表取締役 石川 宗利
屋上・ベランダ・バルコニーの防水工事はデリケートな工事で、業者によっても仕上がりに差が出る部分という事がわかりました。最後のチェックポイントはしっかりと確認してもし不具合があった場合は業者の責任という事ですので、すぐに連絡するようにして下さい。「外壁塗装の達人」では、無料で複数の優良塗装店からご提案を受けることが出来ます。ご自宅近くの複数の「外壁塗装の達人」を比較してみましょう!
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